平成最後の年末年始となるこの時期に、平成の初期を彩ったクルマたちを振り返る10回にわたる連載企画。平成1年から10年まで、その時代の出来事を思い出しながら、各年10台のクルマを紹介する。今日は平成3年にフォーカス!
バブルの残り香を感じさせるモデルたち
平成3年1月、イラク軍のクウェート侵攻で湾岸戦争が勃発した。“若貴”の活躍などで大相撲がブームになる中、千代の富士が引退し国民栄誉賞を受賞した。また、ル・マン24時間レースでマツダ787Bが優勝したのもこの年だ。バブル経済は崩壊した時期ではあったが、国産乗用車のニューモデルは37台(自工会発表資料)を数えた。
平成3年の主な出来事
・新宿に新都庁舎落成(48階建、高さ243m)
・雲仙普賢岳で大火砕流発生
・東京23区の電話番号が8桁に
・東京芝浦にジュリアナ東京オープン
・四大証券会社が巨大損失補填が続発
・World Wide Webサイトが初開設に
・世界陸上でカール・ルイスが9秒86の世界新
・音楽 ラブストーリーは突然に
・TV 101回目のプロポーズ
・流行語 バツイチ
日産 フィガロ
トヨタ ソアラ
ホンダ ビート
トヨタ カローラレビン
日産 シーマ
ホンダ シビック
スバル アルシオーネSVX
トヨタ クラウン
トヨタ アリスト
マツダ アンフィニRX-7