平成最後の年末年始となるこの時期に、平成の初期を彩ったクルマたちを振り返る10回にわたる連載企画。平成1年から10年まで、その時代の出来事を思い出しながら、各年10台のクルマを紹介する。今日は平成5年にフォーカス!
多くのクルマが3ナンバーサイズ化
平成5年には東京湾レインボーブリッジが開通、さらに新羽田空港がオープンしている。東京の湾岸地区が活気づく礎が築かれた年と言っていいだろう。スポーツ界には大きな動きがあった。プロサッカーのJリーグがスタート、また福岡ドームが完成した。しかし、日本経済全体は不振で“平成不況”とか“リストラ”などという言葉が盛んに使われた時期である。国産乗用車のニューモデルは24台(自工会発表資料)と前年の32台から大きく減った。
平成5年の主な出来事
・サッカー日本代表の“ドーハの悲劇”
・細川連立内閣誕生
・北海道南西沖地震発生
・大相撲に初の外国人横綱「曙」誕生
・皇太子様、雅子様ご結婚
・横浜ランドマークタワー開業
・音楽 YAH YAH YAH(CHAGE&ASKA)
・映画 ジュラシックパーク
・流行語 コギャル、リストラ
・TV ひとつ屋根の下
日産 ローレル
ホンダ トゥデイ
ホンダ インテグラ
トヨタ スープラ
日産 スカイライン
スズキ ワゴンR
ホンダ アコード
マツダ ユーノス800
スバル レガシィ
日産 シルビア