2019年1月31日、「マクラーレン 720S GT3」が2019年シーズンのスーパーGTシリーズとスーパー耐久シリーズに参戦することが明らかになった。インターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)の第4戦となる鈴鹿10時間耐久レースへの挑戦計画も進行しているという。

再び日本のサーキットを席巻するか!?

マクラーレン・オートモーティブから、「2019年シーズンのスーパーGT(GT300クラス)、2019ピレリ・スーパー耐久シリーズ(ST-Xクラス)にマクラーレン 720S GT3で参戦する」という発表があった。

チーム名はマクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパンとなるが、郷和道代表のもと、かつてともに戦った、安川 実氏、島信之氏、岡澤優監督、土沼広芳エンジニアが揃ったチーム体制は強力で、マクラーレン F1 GTRで1996年の全日本GT選手権を制覇した「チーム・ラーク・マクラーレン」を彷彿とさせる。

マシンは今シーズンから新たに世界中のサーキットに投入される「マクラーレン 720S GT3」。世界各地のGT3レースを席巻してきた「マクラーレン650S GT3」に代わるマクラーレンの次世代型GT3マシンで、すでに開発は最終段階に入っており、数週間以内にチームに納車されるという。

なお、マクラーレン・カスタマー・レーシング・ジャパンは、マクラーレン・オートモーティブが「マクラーレン 720S GT3」を供給する世界3番目のカスタマーチームになるという。

マクラーレン・カスタマー・レーシング・ジャパンの2019年参戦計画は次のとおり。

エントラント

マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパン
McLaren Customer Racing Japan

チーム代表:島 信之
監督:岡澤 優
エンジニア:土沼広芳

参戦マシン

マクラーレン 720S GT3
McLaren 720S GT3

2019 AUTOBACS SUPER GTGT300クラス

マクラーレン720S GT3 1台体制参戦。
ドライバー:荒 聖治/アレックス・パロウ

ピレリスーパー耐久シリーズ2019

マクラーレン720S 1台体制参戦。
ドライバー:アレックス・パロウ/阪口晴南/木下隆之

インターコンチネンタルGTチャレンジ2019 第4戦 鈴鹿10時間耐久

マクラーレン720S GT3 2台体制参戦。
ドライバー:未定

マクラーレン720S GT3は、ベース車両の素性から高いポテンシャルが予想され、すでにチャンピオン候補とライバルチームから恐れられている。

画像: カラーリングはかつてのラーク・マクラーレンF1 GTRを想起させるアイコニックなネオンピンクとグラファイトブラックを組み合わせたものになるという。マクラーレン 720S GT3はレーシング仕様の4L V8ツインターボエンジンを搭載、ロードカーと同様、カーボンモノコックを採用している。

カラーリングはかつてのラーク・マクラーレンF1 GTRを想起させるアイコニックなネオンピンクとグラファイトブラックを組み合わせたものになるという。マクラーレン 720S GT3はレーシング仕様の4L V8ツインターボエンジンを搭載、ロードカーと同様、カーボンモノコックを採用している。

画像: LMSアジア ル・マン シリーズやブランパンGTシリーズなど世界各地のGTシリーズで活躍した「マクラーレン 650S GT3」。今シーズンから投入される「マクラーレン 720S GT3」はその後継となる。

LMSアジア ル・マン シリーズやブランパンGTシリーズなど世界各地のGTシリーズで活躍した「マクラーレン 650S GT3」。今シーズンから投入される「マクラーレン 720S GT3」はその後継となる。

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