6月15-16日は3つのレースシリーズが開催されるビッグイベントとなる
ポルシェジャパン/ポルシェカレラカップジャパンが今シーズンのシリーズ概要とカレンダーを発表した。
それによると、2019年シーズンに日本国内で行われるレースシリーズは、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)、ポルシェカレラカップアジア(PCCA)、ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)の3つ。
今年で19年目となるポルシェカレラカップジャパンは、SUPER GTやF1日本GPといったビッグイベントのサポートレース開催を中心に、6イベント11戦によって争われる。
ポルシェカレラカップジャパン 2019年シーズン レースカレンダー
2014年から開催されているポルシェカレラカップアジア(PCCA)は、鈴鹿サーキット(5月)と富士スピードウェイ(6月)でシリーズ戦を開催。この2レースはPCCJとPCCAが混走する初のシリーズ戦となり、これによりPCCJ史上初めてローリングスタートを採用することになる。
ポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)は今年からスタートする新しいレースシリーズで、991.1型以前の911 GT3 カップカーで争われる。これまで開催してきたポルシェGT3カップチャレンジの流れを汲むもので、新しいカスタマーレーシングカー、718ケイマンGT4クラブスポーツの専用クラスも新設される予定となっている。
ポルシェスプリントチャレンジジャパン 2019年シーズン レースカレンダー
718ケイマンGT4クラブ スポーツは、1月のデイトナ24時間でワールドプレミアとなったカスタマーレーシングカー。水平対向6気筒の3.8Lエンジンから425psを発生し、6速のポルシェドップルクプルング(PDK)を採用。国内でのデビューレースは6月のPotsche Sportcar Together Dayを予定している。
また6月15-16日に3つのシリーズが行われる富士スピードウェイでは、「Porsche Sportscar Together Day 2019」と題した一大イベントを開催する。この日、日本で初めてポルシェによる3つのシリーズが同じレースウィークに開催されることになる。
現在、ポルシェカレラカップジャパン委員会で、2019年シリーズのエントラント受付を行っている。718ケイマンGT4クラブ スポーツの価格を含めた詳細は近々発表予定とのことだ。