2019年2月13日、5連覇中のメルセデスAMG F1チーム(正式名称:メルセデスAMG ペトロナス モータースポーツ)が2019年用の新車「W10 EQ Power+」を発表した。
新しいシーズンに向けてパワーユニットも改良
現在F1グランプリで王者に君臨するメルセデスAMG F1チーム。2018年はルイス・ハミルトンが11勝17度の表彰台、バルテリ・ボッタスは8度の表彰台を獲得し、5年連続でダブルタイトルを獲得する圧倒的な強さをみせた。ドライバーズ部門でもルイス・ハミルトンは自身5度めのチャンピオンを獲得、バルテリ・ボッタスは5位となった。
2019年もそのドライバーズラインナップは変わらず、ハミルトンとボッタスのふたりで、ドライバーズ、コンストラクターズ両タイトル6連覇を狙う。
今回発表された2019年シーズン用マシンは、最低車両重量(733kgから740kg)や燃料消費可能量(105kgから110kg)、エアロダイナミクスの変更に伴い新たに開発されたもので、カラーリングはシルバーとグリーンとブラックの配色を引き続き採用しながら新しいアイデアも盛り込まれている。とくに唯一の弱点と言われたリアタイヤの耐摩耗性については入念に手が加えられたようだ。