2019年2月16日、WRC第2戦ラリー・スウェーデンの3日目デイ3が行われ、トヨタのオィット・タナックがトップに躍り出た。

トヨタのタナックが独走態勢へ

トップと2秒差の2番手からスタートしたオィット・タナック(トヨタ)は、この日のオープニングステージで逆転に成功。その後、ライバルたちがアクシデントなどで後退したこともあって、2位との差を54.5秒に広げた。

デイ2でトップに立っていたフォードのテーム・スニネンはSS10とSS15で大きくタイムロス。2番手のアンドレアス・ミケルセン (ヒュンダイ)以降が激戦となっている。

トヨタでは、クリス・ミークは6位に浮上するものの、路面の雪や氷が解けた午後のSSではペースが上がらず、6位ままでデイ3を終了。なお、ミークはビッグジャンプ「コリンズ・クレスト」で今大会最長記録となる41mを飛んだ。また、デイ2でリタイアとなったヤリ-マティ・ラトバラ、マーカス・グロンホルムもデイ3から再出走している。

最終日となる2月17日デイ4は、サービスパークを中心に3本のSSが行われる。SSの合計距離は51.31km、ファイナルステージでトップ5タイムを記録した選手にはボーナスの選手権ポイントが与えられる。

タナックが大きなリードを築いて最終日を迎えるが、状況の変化も予想される。

画像: 雪と氷のラリーと言われるラリー・スウェーデンだが、午後になるとその雪が溶けてグラベル&マッドの路面になるところも見られる。

雪と氷のラリーと言われるラリー・スウェーデンだが、午後になるとその雪が溶けてグラベル&マッドの路面になるところも見られる。

画像: 「コリンズ・クレスト」で今大会最長記録となる41mを飛んだクリス・ミーク(トヨタ)。

「コリンズ・クレスト」で今大会最長記録となる41mを飛んだクリス・ミーク(トヨタ)。

2019WRC第2戦ラリー・スウェーデン デイ3

1位 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h19m31.7s
2位  アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +54.5s
3位 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +54.5s
4位 ティエリー・ヌーヴル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +56.8s
5位 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m08.7s
6位 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1m36.5s
7位 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m38.1s
8位 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +3m08.0s
9位 オーレ・クリスチャン・ヴェイビー/ヨナス・アンダーソン (フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +5m23.4s
10位 ヤリ・フットネン/アナ・アンティ・リナケト (シュコダ ファビア R5)+5m35.4s

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