スポーティタイヤ、って?
スポーティタイヤとは、高いグリップ力で運転する楽しみを向上しながら、街乗りでの静粛性や乗り心地などのコンフォート性能も犠牲にしていないタイヤのジャンル。「リアルスポーツタイヤ」がサーキット走行を前提として、かつ日常の使用も考慮されているタイヤと考えると、「スポーティタイヤ」は、ワインディング路などを爽快に走ることを目的としたタイヤで、日常の使用を前提として、かつサーキット走行もできるものと考えていい。
スポーツカーだけでなく、コンパクトカー、セダン、CUV、軽自動車、チューニングカーなど多くの車種に幅広く対応するサイズが用意されている。もちろんプリウスなどハイブリッドカー用のサイズもある。
ヨコハマのアドバンフレバのように、タイヤラベリング制度でエコタイヤとなる「A-a」を獲得しているものもあり(一部サイズは「B-a」)、スポーティタイヤでありながら低燃費性能も考慮されているものもある。
タイヤはよく「バランスの商品」と言われるが、このスポーティタイヤが重要視している性能はハンドリングの爽快感。そこにプラスされる性能の重要度は商品によって異なるので、好みによって選びたい。
オススメ1:YOKOHAMA ADVANフレバ V701
ダイレクトな操作感と高いウエット性能。静粛性にも優れるスポーティタイヤ
「楽しいハンドリング」というテーマに基づいて開発された、新ハイパフォーマンススポーティタイヤ。トレッドパターンにはウエット性能や静粛性を高めながら「攻めのスタイル」を感じさせる方向性パターンを採用。またコンパウンドにはウエット/耐摩耗/低燃費の覚醒能を高レベルでバランスした「ナノブレンドゴム」を採用した。スポーツカーをはじめ、コンパクトカーやミドルセダン、チューニングカーなど多くの車種に対応する。
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701
15〜20インチ
30〜55シリーズ
全66サイズ
価格:オープン
ラベリング:A-a、B-a
オススメ2:ブリヂストン POTENZAアドレナリンRE003
高速走行から通常の街乗りまで、軽快なハンドリングを実現
走る歓びに応えるストリートスポーティタイヤ。高い剛性を確保することで、コーナリングでの操縦安定性とハンドリングレスポンスを実現する。またモータースポーツ用タイヤの開発過程で生まれた波状デザインの「パルスグルーブ」を採用することで、高い排水性を確保し耐ハイドロプレーニング性能にも配慮している。サイズラインアップも豊富で、スポーツ/セダンからコンパクト、ミニバン、軽自動車まで幅広く対応する。
BRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE003
13~20インチ
30~55シリーズ
全36サイズ
価格 1万5012~7万8300円(1本。税込)
オススメ3:ダンロップ ディレッツァDZ102
快適性能やライフ性能も兼ね備えたスポーティタイヤ
スポーツタイヤに求められるグリップ性能を高めながら、耐摩耗性能と静粛性能を高次元で両立したスポーツタイヤ。高性能粒子カーボンとシリカをバランスさせた「DZ102専用コンパウンド」と、ウエット路面で効果を発揮するブレーキスロットを搭載した「新パターン」の採用により、従来品であるディレッツァDZ101比で、ドライブレーキ性能は5%向上、ウエットブレーキ性能は5%向上と、優れたドライ&グリップ性能を発揮する。また剛性を高めた「新構造」と「新パターン」の採用により、耐摩耗性能は28%向上、騒音エネルギーは26%低減している。
DUNLOP DIREZZA DZ102
14~19インチ
30~60シリーズ
全43サイズ
価格:オープン