2020年11月21日、ブリヂストンは同社の歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動を紹介する「ブリヂストン イノベーションギャラリー」の一般公開を開始した。今回、メディアにむけた見学会が行われたので、その内容を紹介しよう。

ブリヂストンの「過去・現在・未来」を体感できるスペース

ブリヂストンが、東京都小平市にある開発・生産拠点を再構築して開設する「ブリヂストン イノベーションパーク」。その最初の施設として、企業博物館だった「ブリヂストン TODAY」をリニューアルし、新たに「ブリヂストン イノベーションギャラリー」としてオープンした。

「ブリヂストン イノベーションパーク」は、MaaSやCASEに代表される新しいモビリティを支えるために、技術/ビジネスモデル/デザインのイノベーションを加速し、新たな社会価値と顧客価値を生み出していくための複合エリアになるという。

ブリヂストン イノベーションギャラリーは、これまでの同社の歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動などを紹介する企業博物館となっている。

館内は、大きく4つのゾーンに分かれている。

1)WHO WE ARE〜挑戦の歩み

ブリヂストンの挑戦の歴史やグローバル企業として躍進する取り組みなど、その歩みやDNAを感じられるゾーン。

画像: 1930年のタイヤ製造から現在まで、写真や展示物などでブリヂストンの歴史を紹介。最初のBSマークは、キーストーン(要石)をアレンジしたもの。

1930年のタイヤ製造から現在まで、写真や展示物などでブリヂストンの歴史を紹介。最初のBSマークは、キーストーン(要石)をアレンジしたもの。

2)WHAT WE OFFER〜モビリティ社会を支える

ゴムやタイヤから、デジタルでつなぐソリューションサービスまで、幅広い商品やソリューションでブリヂストンが社会を支えていることを理解・体験できるゾーン。

画像: タイヤの製造工程や材料、さまざまな種類のタイヤ、タイヤの素材となるゴムについてなどを、わかりやすく紹介している。

タイヤの製造工程や材料、さまざまな種類のタイヤ、タイヤの素材となるゴムについてなどを、わかりやすく紹介している。

3)HOW WE CREATE〜創造と共創

スポーツ製品や建築ソリューションなど、技術/ビジネス/デザインなどにおいて、現在開発中のものも含めて多様なイノベーションの取り組みを体感するゾーン。

画像: パラアスリートの支援や人工筋肉など、共生社会を築くための、さまざまなイノベーションの取り組みも展示されている。

パラアスリートの支援や人工筋肉など、共生社会を築くための、さまざまなイノベーションの取り組みも展示されている。

4)WHERE WE GO〜新たなチャプターへ

イノベーションと先端技術を通じて、人々のために貢献し、新たなチャプターに挑むブリヂストンの最新イノベーションを展示紹介するゾーン。

画像: JAXAとトヨタが開発中の月面探索車(ローバ)用のタイヤ。ゴムは使われておらず、金属などの特殊な素材でできており、重量は1本で約300kgもある。

JAXAとトヨタが開発中の月面探索車(ローバ)用のタイヤ。ゴムは使われておらず、金属などの特殊な素材でできており、重量は1本で約300kgもある。

ブリヂストン イノベーションギャラリーは、西武線の小川駅から徒歩5分ほど。入場は無料で、予約なしで見学可能だ。ただし、ガイドツアーに参加したい人は、事前にWebサイトで予約受付する必要がある。

ブリヂストン社の歴史はもちろん、タイヤに関するさまざまな知識や、タイヤ以外にブリヂストンが手がけているイノベーション、そして将来への取り組みなど、理系が苦手な人でもわかりやすく紹介されている。クルマやタイヤに少しでも興味があれば、ぜひとも一度は訪ねてみたくなるスポットだ。

■ブリヂストン イノベーションギャラリー

住所:東京都小平市小川東町3-1-1
開館日:月曜日〜土曜日
開館時間:10時〜16時(最終入館は15時30分まで)
休館日:日曜・祝日・年末年始
(休館日に関してはWebサイトで確認のこと)
入場無料
駐車場あり

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