富士山麓の芝生にズラリと並んだ色とりどりのカングー!
カングーは、フランスのルノー車が生産しているコンパクトMPVだ。ちょっと背の高い独特のスタイリングにリアサイドドアはスライド式、リアゲートは観音開きを採用するなど、人も荷物も余裕を持って積み込める。
初代は1997年に登場し、日本デビューは2002年から。2007年に2代目にフルモデルチェンジされてサイズアップし、日本市場には2009年から導入されている。
「日本で売れているルノー車の半分はカングー」と言われるほど日本ではカングーの人気は高く、年に何車種も限定車が発表されるほど。
そんなカングーとオーナーたちが、年に一度大集合するのが「ルノーカングージャンボリー」だ。2019年で11回目を迎えるこのイベント、今回は5月19日(日)に富士山麓は山梨県都留郡山中湖村にある交流プラザ「きらら」にて開催された。
このイベントは、年々参加車と台数が増えている。今回の来場者数は5019人、来場車数は2422台、そのうちカングーは1714台までになり、いずれも過去最高を記録した。ちなみに、前回(2018年)は、それぞれ4317名、1921台、そして1373台だった。
グリーンやイエローなど、鮮やかなボディカラーのカングーがズラリと並ぶ光景を見るだけで参加者の気分は盛り上がる。
会場ステージ前の芝生スペースでは、ファミリーやカップルが日避けテントから中央ステージのアトラクションを見て楽しんでいた。
カングーが並ぶフリーマーケットスペースでは、さまざまなグッズが販売されていて、カングー オリジナルバッグやTシャツといったお手製グッズが人気を集めていた。
そのほか、プロバスケットボールやトレイルランナーの選手による実技指導が体験できるスポーツアクティビティなどもあり、見る・遊ぶ・買う・食べるまで、参加者それぞれが自由に楽しんでいた。
このイベント、名称はカングージャンボリーだがカングー以外のルノー車オーナーも参加できることから、トゥインゴやキャトルのオーナーズクラブによる参加者も増えつつある。今後は、ルノーファンが楽しめる一大イベントに発展していくかもしれない。