スーパー耐久第3戦、富士24時間レースのST-4クラスにトヨタ86でROOKIE RACINGより「モリゾウ」こと豊田章男社長がエントリー。チェッカー担当ドライバーとなりチームはクラス5位でフィニッシュした。
画像1: これでル・マンも大丈夫?!  モリゾウ、24時間レースで無事チェッカーを受ける!【スーパー耐久シリーズ第3戦】

24時間決勝レースの前にエキジビションとして行われた「クラシックチャレンジ」に親子でエントリー。マシンは2007年にニュル24時間耐久レースでクラス16位となった109号車アルテッツァ。多くのギャラリーの前でのサーキットランということで2人とも終始笑顔が絶えない。

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そしてスーパー耐久24時間レースのメンバーは、豊田大輔にパートナー兼コーチの佐々木雅弘、レギュラードライバーの小倉クラッチ社長にGTドライバー大嶋和也と石浦宏明の実力者、そしてモリゾウだ。おっと、忘れていけないチームオーナー(?)のルーキーちゃん+アキラさん。

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予選はクラス5番手、好位置からのスタート。レース序盤はレギュラードライバーが手堅くポジションをキープする先を見据えた走り。やがて日が暮れ、そして夜間走行へ突入となるとGTドライバーの出番がやってくる。

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モリゾウはここ富士スピードウェイで必要とされる夜間走行の講習、テスト走行を行っていないので、ここは若手の走りを見守る。部下を信頼し任せるのも社長の役目、と言っていたかどうか定かではないが。

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12時間が経過、ようよう白くなりゆく富士山、少し明かりて。佐々木、大嶋、そして石浦らの走行により一時は3番手までポジションを上げ、すぐそこに表彰台も見えている。

画像6: これでル・マンも大丈夫?!  モリゾウ、24時間レースで無事チェッカーを受ける!【スーパー耐久シリーズ第3戦】

ピットタイミングなどにより4番手を走行していた午前8時過ぎ、FCY(フルコースイエロー)となる。このタイミングで大輔からモリゾウにドライバーチェンジ。この決勝レースで初めての走行となったモリゾウは約40分間、16周を走行の後、石浦へとドライバーチェンジ。

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そんなモリゾウを気遣ってか、差し入れを物色するルーキーちゃんをカメラが捉える。「シマッタ!」にも見えるその表情は…えっ、まさか買い食い?!

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ここまでセーフティーカー導入もなく、レーシングスピードでの連続走行を強いられる今年の富士24時間レース。ドライバーだけでなくマシンへの負担も相当なもの。他の多くの86がそうであったように、あと残り3時間というタイミングで104号車にもトラブル発生。ピットでトランスミッションを交換し5番手でコース復帰。手が届きかけていた表彰台から遠ざかってしまう。

画像9: これでル・マンも大丈夫?!  モリゾウ、24時間レースで無事チェッカーを受ける!【スーパー耐久シリーズ第3戦】

時刻は午後2時半になろうとしている。ここでチームは最後のドライバー交替、豊田大輔からモリゾウへ最後のバトンタッチ。ラスト30分、5番手キープで無事完走すべくファイナルミッションへ。ところでその「セーフ!」ポーズの真意は?

画像10: これでル・マンも大丈夫?!  モリゾウ、24時間レースで無事チェッカーを受ける!【スーパー耐久シリーズ第3戦】

祈りを捧げるドライバー陣+アキラさん。

画像11: これでル・マンも大丈夫?!  モリゾウ、24時間レースで無事チェッカーを受ける!【スーパー耐久シリーズ第3戦】

そして午後3時過ぎ、両サイドの86にガードされるように無事に24時間レースのチェッカーを受けた。チーム最高位となるクラス5位でフィニッシュ、表彰台まであと少しだ!

画像12: これでル・マンも大丈夫?!  モリゾウ、24時間レースで無事チェッカーを受ける!【スーパー耐久シリーズ第3戦】

忘れちゃいけないクラス優勝は、坪井翔、中山雄一、松井孝允、佐藤公哉という現役GTドライバーラインアップの86号車TOM'S SPRIT 86がノントラブルで独走ウィン。意外にも今季初勝利をあげた。(PHOTO:井上雅行)

スーパー耐久シリーズ第3戦 ST-4クラス決勝結果(上位5台 完走10台)

1位 86 TOM’S SPIRIT 86(坪井翔/中山雄一/松井孝允/佐藤公哉)
2位 13 ENDLESS・86(中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥/菅波冬悟)
3位 884 林テレンプ SHADE RACING 86(平中克幸/国本雄資/ヒロ・ハヤシ/石川京侍)
4位 5 5ZIGEN ADVICS SPV 86(山本謙吾/KennyLeeWan/三島優輝/山田遼/TangTienFooRoy/鵜飼龍太)
5位 104 ROOKIE RACING 86(豊田大輔/佐々木雅弘/大嶋和也/石浦宏明/小倉康宏/モリゾウ)

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