伝統のブリティッシュグリーンと輝かしい100年を示すセンテナリーゴールド
2019年7月10日に創業100周年を迎えるベントレーモーターズは、それを記念したスペシャルカラーが施された4台のコンチネンタルGT3を投入、歴史的なポイントでの記念すべき総合優勝を目指している。
4台のうち2台には、1927年~1929年のル・マンで優勝したマシン、および2003年のル・マンで優勝した「Speed 8」を想い起こさせるレトロなブリティッシュ・レーシンググリーンのカラーリングが施されている。カーナンバー「107」と「108」の2台で、このナンバーは2003年のル・マン24時間レースの予選でフロントロウを独占した「Speed 8」がつけていたナンバー「7」と「8」に100周年を意味する100を組み合わせたものとなっている。
別の2台のコンチネンタルGT3には、2世紀目に踏み込むベントレーブランドの未来を告げる、センテナリーゴールドとブラックのカラーリングが施される。センテナリーゴールドはベントレーの輝かしい100年の象徴するカラーで、カーナンバーは「109」と「110」となる。
また、スパ24時間レースに先駆け、今回のスペシャルリバリーのコンチネンタルGT3がGameloftのレーシングゲーム「Asphalt 8:Airborne1」に登場する。さらに、「Asphalt 8:Airborne」のイベントを7月17日から27日の期間で開催。ゲーム内では、「ベントレー・コンチネンタルGT3 センテナリーリバリー」を「ロック解除」するため、プレイヤー同士が互いに競い合うことができる一連の期間限定のチャレンジも開催される。
ベントレーのモータースポーツ担当ディレクター、ブライアン・ガッシュは「ブリティッシュ・レーシンググリーンは、いつの時代もベントレーのファンに愛されてきました。私は、彼らがこのデザインを気に入ってくれると確信しています。2003年のル・マンに優勝したマシンが纏っていたこのカラーリングは、もう一つの24時間レースで勝利するにふさわしいと言えるでしょう。また、ベントレーのコンチネンタルGT3にとって、創業100周年を迎える中、ブラックとゴールドに彩られたマシンでスタートラインに着くことは極めて象徴的と言えるでしょう。最も重要なことは、私たちはレースに勝つことができる4名のドライバーを擁したチームだということです」とコメントしている。
レースが行われるサーキットでは1週間にわたり創業100周年記念イベントを開催、ピットの真上にはベントレースイートも設けられるという。
スパ24時間レースは、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されるGT3耐久レースの世界最高峰に位置付けられるイベントで、インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTエンデュランスカップの1戦に組み込まれている。
決勝レースは7月27日土曜日16時20分(現地時間)、日本時間23時20分にスタートが切られる。