7月14日に行われたTCRジャパン サンデーシリーズ第3戦は、前日のサタデーシリーズに続き金丸ユウ駆る5号車CIVIC typeR(TEAM GOH MODELS)が勝利。ポールポジションから1度もトップの座を譲らない完璧なレース運びを見せた。

シビックの金丸が初ポール

画像1: シビックの金丸が初ポール

ポールポジションの5号車CIVIC typeR 金丸ユウ(TEAM GOH MODELS)を先頭に大きな混乱もなくスタートが切られる。18号車マシュー・ホーソンのCIVIC typeR(KCMG)が3番手スタートからトップをうかがう。

画像2: シビックの金丸が初ポール

その後2番手スタートの25号車松本武士のVW Golf GTI(VW和歌山中央RT with TEAM和歌山)が自力で2位を取り戻し5号車シビックの背後へ。抜かれた18号車ホーソンのシビックは2周目にスローダウン、その後ピットへ向かいレースを終える。

画像3: シビックの金丸が初ポール

ジェントルマンクラスのトップ、33号車Alpha Romeo Giuliettaの前嶋秀司(GO&FUN Squadra Corse)は5番手スタートから徐々に順位を上げ、4周目に52号車ゴルフ密山祥吾(埼玉トヨペット Green Brave)を捉え3位に浮上する。そしてついに10周目、25号車ゴルフまで抜き去りオーバーオール2位のポジションへ。

画像4: シビックの金丸が初ポール

第3戦で初の出走となった22号車シビックのポール・イップ(KCMG)は予選15番手からスタートで大きくジャンプアップ。ジェントルマンクラス2位の座を賭け19号車ゴルフのHIROBON(BRP☆HITMAN☆ANDARE)、23号車Audi RS3 LMSのYOSHIKI(PURPLE RACING)らと争う。

ポール・トゥ・フィニッシュ

画像1: ポール・トゥ・フィニッシュ

レース中盤から独走状態となった5号車シビック金丸は、2番手以下に約10秒の大差をつけポール・トゥ・フィニッシュを飾った。総合2位には33号車ジュリエッタの前嶋、前日と同じく12周でのチェッカーとなった。

画像2: ポール・トゥ・フィニッシュ

レース序盤にテール・トゥ・ノーズで争った金丸ユウと松本武士がお互いの健闘を称えあう。第1戦、2戦に随所で見られたラフなバトルから、「紳士的な」レースへと徐々に成長しつつあるこのシリーズを象徴しているかのような光景。

画像3: ポール・トゥ・フィニッシュ

ジェントルマンクラスは前日と同じく前嶋秀司、HIROBONのワンツーとなった。富士ラウンドで初参戦となったP・イップがスーパー耐久24時間レースで走りこんだFSWで殊勲の3位表彰台を獲得した。(PHOTO:井上雅行)

TCRジャパン サンデーシリーズ第3戦 決勝結果

1位 5 金丸ユウ HONDA CIVIC typeR TCR
2位 33 前嶋秀司 Alfa Romeo Giulietta TCR
3位 25 松本武士 VW Golf GTI TCR
4位 52 密山祥吾 VW Golf GIT TCR
5位 19 HIROBON VW Golf GTI TCR
6位 22 P・イップ HONDA CIVIC typeR TCR
7位 21 篠原拓朗 Audi RS3 LMS
8位 23 YOSHIKI Audi RS3 LMS
9位 10 佐藤潤 VW Golf GTI TCR
10位 190 植田正幸 Audi RS3 LMS
11位 24 KENJI Audi RS3 LMS
12位 72 YUKE TANIGUCHI HONDA CIVIC typeR TCR
13位 7 牧野淳 Audi RS3 LMS
14位 55 Mototino Alfa Romeo Giulietta TCR
15位 62 塩谷烈州 HONDA CIVIC typeR TCR
16位 101 中原英貴 Audi RS3 LMS
17位 18 M・ホーソン HONDA CIVIC typeR TCR

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