公道も走れるスーパースポーツタイヤ、パイロットスポーツ CUP2 R発売
ミシュランの「パイロットスポーツ」シリーズは、世界各地で開催されているレースシーンで得た技術を投入し、高いドライ/ウエットグリップ性能を発揮するオンロードタイヤのブランド。近年ではスポーツカーやセダンなど全高の低いクルマだけでなく、SUV向けの製品を導入するなどラインアップ拡充を図られている。
そして2019年9月6日、新たにパイロットスポーツ CUP 2 Rが発売される。サイズはふたつで265/35ZR20(99Y)XL N0と325/30ZR21(108Y)XL N0、価格はどちらもオープンとなっている。
すでに販売されている「パイロットスポーツ CUP 2」はスポーツカーメーカーと共同開発され、公道も走れるハイパフォーマンスタイヤとして現在66サイズがラインアップされている。今回の新製品「パイロットスポーツ CUP 2 R」は、これをベースにモータースポーツ由来の新配合コンパウンドを採用することでドライグリップ性能をさらに向上。内部構造を最適化させることでタイヤ剛性をも高める改良も施された。
具体的にはポルシェの911 GT2 RSや911 GT3 RSといったスーパースポーツカーへの装着を想定して設計され、サイズの最後に「N0」(エヌゼロ)とあるとおりポルシェの技術承認を得たモデルである。走行性能を追い求めるだけでなく、さらに高級感ある手触りを実現する金型加工技術「プレミアムタッチ」を導入して、クルマのポテンシャルをデザイン面でも引き上げるという。
ミシュラン パイロットスポーツ CUP 2 R 販売サイズ
265/35ZR20(99Y)XL N0 フロント:ポルシェ911 GT2 RS/GT3 RS
325/30ZR21(108Y)XL N0 リア:ポルシェ911 GT2 RS/GT3 RS