過去最大級のヘリテージカー展示を開催。期間限定イベントも
東京・銀座から横浜のみなとみらい21地区に日産グローバル本社が移転したのは2009年8月。同時にギャラリーもグランドオープンした。最新モデルを中心に、日本未導入のモデルや懐かしのヘリテージカーなどの展示、ミニカーやオリジナルグッズを販売するブティックなどがあったが、今回「ヘリテージゾーン」を新たに開設。今まで以上に懐かしの日産車を楽しむことができるようになった。
ヘリテージゾーンの主な構成は、以下のとおり。
●ヘリテージカーの展示
座間事業所内にある日産の歴史車両コレクション「日産ヘリテージコレクション」の車両を定期的に入れ替えて展示する。
●220インチの壁面LEDスクリーン
上の写真で展示車両の後ろにある高解像度の大スクリーンで、貴重な歴史的動画の上映や企画展示車の解説を行う。
●コンテンツショーケース
テーマや切り口に基づいてストーリーを発信する企画展示コーナー。初回は日産が創業した1930年代にフォーカス。
●ライブラリー
クルマ雑誌のバックナンバーや書籍を中心にセレクトした、自由閲覧の本棚。
●モデルカーウオール
100台以上のミニカーがズラリと並べられた、ユニークな大壁面。
●アートウオール/グラフィックウオール
名車のディテールを美しく切り取った画像が壁面を飾る「アートウオール」や、ヘリテージコレクションのガレージ内を再現したグラフィックがエスカレーターまわりに描かれている。
このヘリテージゾーンのオープニングを記念して、9月30日(月)20時まで、選りすぐりのヘリテージカー19台による特別展示「日産 ヘリテージ ウイークエンド ミュージアム」を開催。28日(土)・29日(日)は、ヘリテージカーのガイドツアーや乗り込み撮影、デモンストレーション走行(雨天中止)などを予定している。
このヘリテージゾーンは、日産が創業以来培って未来に受け継ぐ精神の「日産DNA」をわかりやすく伝えるコンテンツを、心地良い雰囲気で楽しめる空間としているという。日産ヘリテージコレクションに行ってみたいのだが、なかなか機会がない人をはじめ、旧車ファン、日産車ファンなら、まず一度は訪ねてみたい。