パーソナライゼーションプログラムも日本に導入予定
アルピーヌ A110はルノー傘下のアルピーヌで生産されるライトウエイト スポーツカーだ。その名は1960年代にラリーなどのモータースポーツで活躍した名車の名を踏襲しており、スタイリングもかつてのA110からインスパイアしたものとなっている。1.8Lの直4ターボエンジンをミッドシップ搭載し、発表は2017年。日本では2018年から販売されている。
今回、ジュネーブショーが中止されたためにアルピーヌ本社に併設されるショールーム スタジオ アルピーヌで2台の限定モデルが発表された。
まず1台は、アルピーヌ「A110 リネージGT」。A110の上級グレードであるA110 リネージをベースに、内外装をエレガントに仕上げたモデルだ。ボディカラーは新色1色を含む3色のバリエーションが設定されている。限定台数は、世界で400台。日本導入は、2020年春ごろが予定されている。
もう1台は、アルピーヌ「A110 カラーエディション 2020」。このカラーエディションは毎年、期間限定で受注販売される特別なボディカラーの限定モデルだ。2020年モデルでは、ノーマルより40psパワーアップした292psのエンジンを搭載する、高性能バージョンのA110Sをベースに、「ジョン トゥルヌソル」と呼ばれる鮮やかなイエローのボディカラーを採用している。期間限定なので、台数は限定されていない。日本導入は、2020年夏ごろが予定されている。
また、23色の新しいボディカラーに3種類のホイール(それぞれに3色のカラーバリエーションあり)、そして4色のブレーキキャリパー カラーを自由に組み合わせてオーダーすることができる「パーソナライゼーション プログラム」も、2020年秋ごろに日本導入が予定されている。
これらの限定車やプログラムは、日本導入に際しては、名称や仕様、内容が変更される場合がある。アルピーヌ A110の購入を検討している人で、他人とは違ったモデルを手に入れたいと考えているのなら、もう少し待ったほうが良さそうだ。