疲れにくいだけじゃない「雨にも強い」新世代のPlayz登場
運転すると疲れる理由のひとつに、ハンドルの修正がある。路面というのは平らに見えても凹凸やうねりがあるため、ドライバーはその影響で無意識のうちに細かくハンドル操作を繰り返している。そのストレスが蓄積して知らず知らずのうちに疲労がたまってしまうわけだ。その低減を目指して開発されたPlayzは、タイヤの内側と外側の形状が異なる非対称形状という技術を採用して路面との接地を安定させることで、運転時のハンドル修正を減らし、ふらつきを抑制している。これにより運転者の負担が減って疲れにくくなり、ひいては安全性向上にも貢献するわけだ。
そんなPlayzが最新モデルの「PX II シリーズ」に進化した。特筆すべきはウェット性能がさらに強化されたことで、しかもその性能がタイヤの摩耗が進んでも長持ちする。まさにドライブを楽しむファミリーにうってつけのタイヤだと言えそうだ。
今回は「Playz PX IIシリーズ」から、ミニバン向けに最適化した「PX-RV II」をチョイス。セレナに装着して、家族と箱根までロングドライブしてみた。走り始めてすぐに気付くのは、ブリヂストンのベーシックタイヤと比べてハンドル修正が明らかに少なくなっていることだ。さらにRVと銘打っているとおり各部の剛性もミニバンやSUV向けに最適化されているので、高速道路でレーンチェンジしたり、山道でカーブを曲がるときのフラつきも抑えられている。途中、妻に運転を交代してもらったが「運転しやすい! これならずーっと運転していられるわ」と感心していた。ミニバンにとって理想的なタイヤは? とよく聞かれるが、ファミリー・ユースが中心のミニバンには、遠出のドライブでも疲れにくいことがやはり大切なのだ。
Playz PX IIシリーズは磨耗しても高いウェット性能を維持できる設計に
加えて大事なのはウェット性能。ご存じのとおり、日本は雨が多い。最近では突然の豪雨に見舞われることもある。とくに車体が大きくて重く、しかも車高も高いミニバンは、雨が降って路面が濡れると滑りやすくなる傾向があり、止まりにくく曲がりにくいと感じているドライバーも多い。さらに幹線道路では路面のワダチにできた水たまりにハンドルを取られたり、カーブで横滑りしたり…。濡れた路面でもより安心してドライブ出来ることは、家族を乗せてドライブすることが多いユーザーのまさに切なるニーズとも言えるものだ。
「Playz PX IIシリーズ」の進化と真価は、まさにそんなシチュエーションで発揮される。濡れた路面でもしっかり止まって、しっかり曲がれる、頼もしいタイヤだ。しかも、摩耗が進んでもその性能がしっかり長持ちする。一般論としてタイヤは、走行を重ねて摩耗が進むと、溝が浅くなったぶん排水性が弱まってウェット性能が低下する。
一方Playz PX IIシリーズは、新品時はもちろん、摩耗しても高いウェット性能が維持されるように設計されている。すなわち安心感が長持ちするのだ。技術的には、溝に頼らず接地形状の最適化により高い排水性を確保していることや、シリカの配合とともにウェット向上ポリマーを用いたウェット重視ゴムを用いていることがポイントだ。
今回試乗した「Playz PX-RV II」はしっかり止まって、しっかり曲がれる頼もしいタイヤという印象だ。新品時のウエット性能が高いのはもちろんだが、摩耗してもその性能が長持ち。つまり、安心感も長持ちする。家族を乗せることが多いミニバン・ユーザーにオススメしたい。
岡本ファミリーも大満足だったPlayz PX-RX II。「長距離ドライブだけじゃなく、毎日の子供の送り迎えでも強い味方です」。
Playz PX IIシリーズの詳しい情報は下のホームページで見られる。