4月29日から5月6日までは休日割引を適用せず
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)、本州四国連絡高速道路株式会社、および宮城県道路公社では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図るため、都道府県をまたぐ移動の自粛に向けた取り組みについての依頼を国土交通省から受け、ゴールデンウイーク期間(4月29日~5月6日)において、以下のように取組みを強化すると発表した。
■休日割引の適用除外
毎週の土曜・日曜、および祝日と1月2日・3日は、NEXCO東日本/中日本/西日本が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)および仙台松島道路では、普通車と軽自動車のETC通行料金が30%割引される休日割引が適用されている。だが、2020年のゴールデンウイーク期間、本来は休日割引の対象日となる土日祝日(4月29日および5月2日~6日)に通行した場合でも、休日割引は適用されない。
■サービスエリアやパーキングエリアの営業自粛など
さらにサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)でレストランや土産品コーナーを営業しているテナントに対し、ゴールデンウイーク期間中(4月29日~5月6日)の営業自粛が要請された。これに伴い、ゴールデンウイーク期間中は通常営業をしない店舗がある。各店舗の営業時間については、改めて各社の公式Webサイトなどで告知される。
なお、物流事業者等のドライバーには不便とならないように、ガソリンスタンドやシャワー設備などは通常どおり営業が継続される。
■高速道路における「不要不急の都道府県をまたぐ移動の自粛」の呼びかけ
高速道路会社では、テレビやラジオなどを通じた呼びかけや、各会社の公式WebサイトやSNS、高速道路上の道路情報板、SA/PAにおけるポスター掲示や音声案内、ハイウエイラジオ放送などによる「不要不急の都道府県をまたぐ移動の自粛」の広報など、今後もさまざまな媒体を通じた呼びかけを実施し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組んでいくという。