クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」…略して「ウチクル!?」の第51話。今回の主人公は1959年に誕生したクラシックミニの中でも、1275ccのエンジンを搭載したもっともホットなモデル「モーリス ミニ クーパーS」だ。漫画:鈴木秀吉
ウチクル!? 第51話「モーリス ミニ クーパーSがこんなに可愛いわけがない!?」
モーリス ミニ クーパーS(1964年発売)
BMC社が開発したモーリス ミニ マイナーとオースチンセブンの姉妹モデルをベースに、ジョン・クーパー氏によってチューニング、ラリーモンテカルロで総合優勝するに至ったミニ クーパー。さらに1964年に追加されたミニ クーパーSは、排気量を1275ccに拡大したエンジンを搭載し、吸排気の変更や7.5インチのディスクブレーキなどによって強化されたホモロゲーションモデルともいえるグレードだった。最高速は160km/hにも及んだという。
モーリス ミニ クーパーS 主要諸元
●全長×全幅×全高=3050×1410×1340mm
●ホイールベース=2030mm
●重量=635kg
●エンジン種類=直4 OHV
●排気量=1275cc
●最高出力=75ps/5800rpm
●最大トルク=10.9kgm/3000rpm
●トランスミッション=4速MT
●駆動方式=FF