デザイン部門チェントロ・スティーレが開発
今回発表された「ウルス グラファイト カプセル(Urus Graphite CapsuIe)」は、ウルスのニューモデルでなく、ウルスに新たに設定されたカスタマイズオプション仕様。ランボルギーニのデザイン部門であるチェントロ・スティーレが、ウルスの魅力をさらに引き出すべく開発したものだ。
エクステリアカラーに、トレンドとなっているマットな、Bianco Monocerus(ホワイト)、Nero Noctis(ブラック)、Grigio Nimbus (グレー)とGrigio Keres(グレー)を設定。フロントとリアのアンダー部分はサイドシルも含めてすべてマットなカラーで仕上げられ、さらに、フロントスプリッター、ドアインサート、リアスポイラーには、ウルスの特徴的なラインを強調する4つのアクセントカラー、Arancio Leonis(オレンジ)とArancio Dryope(オレンジ)、Giallo Taurus(イエロー)、Verde Scandal(グリーン)が入る。
アクセントカラー付き23インチのホイール、新登場となるブラッククロム仕上げのリアのエキゾーストもこの仕様専用のもので、カラーの組み合わせが16組以上増え、カスタマイズの可能性が大きく広がっている。
インテリアにもエクステリアのアクセントカラーが展開されるほか、Q-cituraステッチやロゴ刺繍にこのコントラストカラーを選ぶこともできる。また、ダッシュボードとドアパネルにアルマイト処理を施したダークなアルミ製トリムを使用、マット仕上げのカーボンファイバー製インサートも加えられている。なお、シートにはベンチレーション付きのアルカンターラも用意される。
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは「新しいウルス グラファイト カプセルは、他社には真似のできない、スーパーSUVのパイオニアとしてのウルスの万能性を証明し、そのカラーとスタイリングは、ハイパフォーマンスを要求される環境でも、ライフスタイルを楽しむ環境でも、存在感を感じさせるだけでなく、適用性や多様性も備えています。ウルス本来のデザインと、ランボルギーニのスーパースポーツカーの伝統から引き継がれるDNAは、カラーとトリムのパーソナライゼーションに無限の可能性を秘めています。ウルス グラファイト カプセルは、これからも増え続けるランボルギーニオーナーの皆様の個性とライフスタイルを表現するための最新コレクションです」とコメントしている。
ウルス グラファイト カプセルは、2021年モデルのウルスのオプションとして、日本でもオーダーが可能となる。そのオプション価格など詳細はまだ明らかではないが、ウルスの2021年モデルの車両価格は3068万1070円(税込) となっている。