2020年10月、パナソニックはSDカーナビステーション「ストラーダ(Strada)」の2020年新ラインアップに、AV一体型ナビ初の有機ELディスプレイを搭載した「ストラーダ F1X10BL」(CN-F1X10BLD)を発売した。今回はそのフラッグシップカーナビを搭載したデモカーで、最新ストラーダの性能をチェックしてきた。

ストラーダCN-F1X10BLDは、有機EL搭載でより美しい画面に

パナソニックのストラーダFシリーズはストラーダの上位機種で、取付可能車種数も430を超え、大画面で人気のモデルだ。従来モデルと同様、大きくて見やすい10型ディスプレイになんと業界初(※)の有機ELディスプレイを採用したことが大きな特長だ。

この有機ELディスプレイは従来の液晶ディスプレイとは異なり、画素そのものが発光する。そのため黒色の締まりがよく、コントラストも高くできることから映像だけでなく地図や文字もくっきり表示される。また視野角も従来の170度より広く、180度となった。

また色彩表現領域も広がり映像に関しても高い色再現性をもつ。F1X10BLはブルーレイディスク再生にも対応しているため、美しいハイビジョン映像を車内で楽しむことができる。

モニターの角度調整もパナソニック独自のフローティング構造により左右へ15度、上へ20度、下へ60度、さらに上下スライドも可能である。ドライバーにとって見やすい角度に調整できるだけでなく、助手席や後席などの乗員に向けることで美しい映像を楽しむこともできそうだ。

さらに、バックライトを必要としない有機ELの採用によりディスプレイユニットの薄型化を可能とし、その薄さは最薄部で4.7mmを実現している。これはパネルの軽量化にもつながり、走行中の画面揺れをさらに軽減させている。

※国内市販AV一体型ナビゲーションとして。 2020年8月末現在

画像: 有機ELディスプレイは諧調豊かに、そして夜空の黒をよりくっきりと表現されるので、提灯のひとつひとつがとても鮮明に表示される。

有機ELディスプレイは諧調豊かに、そして夜空の黒をよりくっきりと表現されるので、提灯のひとつひとつがとても鮮明に表示される。

10V型と大画面なのに430車種以上に装着が可能

搭載可能車種はさらに増え、業界一の430車種以上(2020年8月末現在)に装着可能なのこともストラーダの魅力。現在新車販売されているモデルだけでなく、従来型車まで多くの車種に搭載が可能なのもこのストラーダのウリのひとつだ。

ストラーダで評価の高い、一時停止案内や合流案内、制限速度案内など「安全、安心運転サポート」機能も従来モデル同様充実している。交差点カラーレーン表示も再現し、実際の景色と同じように交差点の情景をナビで再現される。また新たに方面看板のピクトグラムも表示(東京のみ)され、よりリアルに表示されるようになった。

また新ストラーダでは市街地のカバーエリアが1295都市から1741都市に増え全国の市街地図を100%カバーした(※調査終了時期:2019年11月、無人島など一部離島を除く)。従来未収録だったエリアの道路形状や建物の形、川幅などもよりリアルに表示され、初めて訪れた市街地でも安心して目的地に行くことができる。

画像: ピクトグラム表示にも対応し、実際の方面看板と同じような図柄が表示される(東京都内のみ)。

ピクトグラム表示にも対応し、実際の方面看板と同じような図柄が表示される(東京都内のみ)。

このストラーダと同時に発売された、ナビ連携の前後2カメラによるドライブレコーダー(CA-DR03HTD)はワンタッチで後方ビューに切り替えが可能。大口径F1.4の新レンズを搭載することにより画質はナビ画面では、HD高画質での表示、さらにトンネル内や地下駐車場などの暗い状況などでもより鮮明な映像を捉え、記録することができるようになったのだ。

バック時には新たにリバースお知らせ機能で音声で知らせてくれ、旋回方向を矢印で表示する機能も加わり、駐車時にも安心して操作できる。

このストラーダ史上最高画質を誇る「ストラーダ F1X10BL」の高画質、高性能を動画で解説しているので、ぜひ確かめていただきたい。

パナソニック ストラーダ「CN-F1X10BLD」:オープン価格
(実勢価格:21万円前後(税込み)/Webモーターマガジン編集部調べ)

画像: ストラーダ F1X10BLをカーナビ専門家が解説。10V型の有機ELを搭載したパナソニックの大画面カーナビ youtu.be

ストラーダ F1X10BLをカーナビ専門家が解説。10V型の有機ELを搭載したパナソニックの大画面カーナビ

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