スズキは新型ソリオ/ソリオバンディットのWebサイトを開設し、フロントマスクの画像を先行公開した。気になる正式発表は、11月下旬と噂されている。
従来型と同様にカスタムタイプのバンディットもラインアップ
ソリオ/ソリオバンディットは、スズキのトールワゴン型乗用車だ。そのルーツは1997年に発表されたワゴンRワイドで、1999年のフルモデルチェンジでワゴンR+と車名を変更し、その後ワゴンRソリオから単にソリオとなった。現行型は、2015年に発表された3代目にあたる。ソリオバンディットはソリオのカスタムタイプで、2012年に2代目が一部改良されたときに追加設定された。
さて、ソリオ/ソリオバンディットの新型は2020年内に発表されるのではと噂されていたが、スズキのWebサイトで新型ソリオ/ソリオ バンディットの画像が公開された。とはいっても、公開されたのはソリオ/ソリオバンディットのフロントマスクと「まもなく登場!」のコピーのみ。
ソリオは横桟基調のフロントグリル、ソリオバンディットはメッシュ風のフロントグリルに分割されたヘッドランプなど、従来型のイメージを踏襲しているが、どちらも顔つきは精悍なものとなっている。
残念ながら現在のところ、これ以上の情報は公開されていないが、サイズ的には従来型と同じく5ナンバー枠にとどめ、リアサイドドアはスライド式を採用することなどが予想される。気になる正式発表は、2020年11月下旬と噂されている。最大のライバルであるトヨタ ルーミーとダイハツ トール(およびスバル ジャスティ)は2020年9月にマイナーチェンジされて好調な販売を続けており、これに新型ソリオ/ソリオバンディットがどう肉迫していくかが楽しみだ。