可変圧縮ターボの技術を採用した4気筒エンジンを全車に搭載
新型インフィニティQX55は、2003年に発売された「FX」のシルエットを現代的に解釈し、インフィニティの伝統に結びつけた新たなクーペSUV。
象徴的なダブルアーチグリルは、日本の折り紙から着想を得たメッシュパターンにより奥行きを演出することで、日本の「和」をイメージしたモダンな芸術性を表現。ボディサイドのデザインは、ボンネットからフロントフェンダー、そしてドアパネルを経てリアフェンダーへとエレガントで流れるようなラインを描いている。また、デジタルピアノの鍵盤のような45個のLEDをひとつのハウジングに収めたテールランプは、エレガントな光を生み出している。
インテリアでは、セミアニリンレザーや本革を使用したシートを装備。2列目シートをスライド式にすることなどにより、荷室や足元の空間がアレンジできるようになっており、快適性と利便性を兼ね備えたものとしている。また、Apple CarPlayに対応したデュアルスクリーンのインフォテイメントシステム である「INFINITI InTouch」を採用、Android Auto にも対応し、USB入力端子も複数搭載する。
パワートレーンには、画期的な可変圧縮ターボの技術を採用した4気筒エンジンを全モデルに搭載。最高出力268psを発生し、マニュアルモードを搭載したシフトバイワイヤの無段変速機とインテリジェントAWDシステムが組み合わされる。また、運転支援システムとしてインフィニティ「ProPILOT Assist」が搭載されている。
ロサンゼルスのベラスコシアターでのオンラインイベントに登壇したインフィニティのペイマン・カーガーCEOは、「新型 QX55は、インフィニティの個性をアピールする重要なモデルです。まさにスタイルと性能の融合を体現しています」とプレゼンテーションしている。
新型インフィニティQX55は2022年モデルとして来年春に北米で発売される予定となっている。