クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」…略して「ウチクル!?」の第65話。今回の主人公は、1980年代から1990年代にかけてのクロカンブームの波に乗るようにダイハツが送り込んだライトクロカン「ダイハツ 初代ロッキー(F300S)」。漫画:鈴木秀吉
ウチクル!?第65話「ダイハツ 初代ロッキー(F300S)がこんなに可愛いわけがない!?」
ダイハツ 初代ロッキー(F300S型/1990年6月20日発売)
ボディサイズこそ全長3705mm、全幅1635mmととてもコンパクトであるが、そのスタイリングは直線的で無骨、大きく張り出したオーバーフェンダーも装着してたくましさを強く主張するものだった。ボディ構造にラダーフロームを採用して3ドアのみ、しかもトランスミッションも5速MTだけという「小さな本格オフローダー」のコンセプトに割り切ったラインアップでの登場だった。サンルーフは着脱式、またルーフ後端からリアガラスにかけては取り外し可能なレジントップを採用して、オプションでソフトのキャンバストップやビキニトップも装着できるようになっていた。
ダイハツ ロッキー SX(パートタイム4WD) 主要諸元
●全長×全幅×全高:3705×1635×1725mm
●ホイールベース:2175mm
●車両重量:1250kg
●エンジン:HD-E型・直4 OHC(縦置)
●排気量:1589cc
●最高出力:105s/6000rpm
●最大トルク:14.3kgm/3500rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:FR/4WD
●価格:173万3000円(当時・税抜)