クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」…略して「ウチクル!?」の第66話。過去、商用車というイメージだったステーションワゴンを乗用車として印象付け、そして1990年代のワゴンブームの火付け役となった「スバル 初代レガシィツーリングワゴン(BF5)」が今回の主人公。漫画:鈴木秀吉
ウチクル!?第66話「スバル 初代レガシィ(BF5)がこんなに可愛いわけがない!?」
スバル レガシィツーリングワゴン GT(初代・BF5型/1989年10月2日発売)
レガシィツーリングワゴンといえば、2Lターボを搭載した「GT」というイメージを持っている人が多いかもしれない。ワゴンの実用性の高さと走行安定性に優れる4輪独立懸架サスペンション、低重心な水平対向エンジンと4WDシステムの組み合わせたハイパワーな高機動モデルとして、歴代で高い人気を誇る。ただ1989年1月に誕生した当初、2LターボはWRC参戦車のベースとなるセダンのみの設定だった。それでも発売後、ワゴン+2Lターボの組み合わせを望む声が強くなったことから、同年10月には装備をより充実化させたプレミアムモデルとして「GT」が誕生したのである。
スバル レガシィツーリングワゴン GT 主要諸元
●全長×全幅×全高:4600×1690×1500mm
●ホイールベース:2580mm
●車両重量:1400kg
●エンジン:EJ20型・水平対向4 DOHC(縦置)
●排気量:1994cc
●最高出力:200ps/6000rpm
●最大トルク:26.5kgm/3600rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:4WD
●価格:255万5000円(東京・税抜)