首都高速道路株式会社とNEXCO東日本関東支社東京湾アクアライン管理事務所は、東京湾アクアライン・湾岸線の浮島入口を2021年3月5日(金)0時から2021年5月下旬まで終日閉鎖すると発表した。
大雨や台風対策の強化のため構造改良を実施
近年、大雨や台風等が発生した際、首都高 湾岸線と東京湾アクアラインを繋ぐ浮島JCT(ジャンクション)内で最も路面の高さが低い「湾岸線→東京湾アクアライン」の連結路に雨水や海水が流入することで、たびたび浮島入口および連結路の閉鎖が発生している。そこで、流水経路の一つとなっている浮島公園前交差点からの流水を抑制するため、浮島入口の路面を高くする。これにより閉鎖のリスクを減らすとともに、万一閉鎖が生じた場合でも早急な対応によって早期復旧することを可能にする。
工事区間は、浮島交差点から浮島入口までの路面で、高さを最大2m上げる。この工事に伴い、2021年3月5日(金)0時から2021年5月下旬まで、浮島入口を長期間に渡り終日閉鎖する(浮島出口は利用が可能)。
いままで浮島入口を利用していたドライバーは、東京湾アクアラインへ行く場合は首都高 川崎線の殿町入口(上り)を、湾岸線(東京方面・横浜方面)へ行く場合は近隣の首都高入口を利用することになる。なお、工事期間中に殿町入口から東京湾アクアラインを利用した場合は、殿町から浮島JCT間の料金は発生しない。ただし、殿町入口から首都高 湾岸線(東京方面・横浜方面)を利用した場合は、料金調整の対象とならない。
浮島入口の閉鎖解除日時は5月下旬とされているが、正式には決定されていない。解除日時が決まり次第、首都高のホームページなどであらためて発表される。また、代替出入口の利用で通行料金が変わることもあるので、詳しくは首都高のホームページから料金・ルート案内を利用して確認されたい。