2021年3月1日、日本グッドイヤーはスポーツタイヤのエントリーモデル「EAGLE F1 SPORT(イーグル エフワン スポーツ)」を4月5日より発売すると発表した。

鷲(ワシ)の爪を模したトレッドパターンを採用

グッドイヤーは、1928 年以降、世界中の数々のモータースポーツとともに長い歴史を歩んでいる。中でも、F1 世界選手権で30年以上にわたり「イーグル」ブランドでタイヤを供給し続けたタイヤメーカーであり、通算368勝という未だ破られていない勝利数記録を残している。そして、グッドイヤーは「F1」のネーミングを商品名に使用することを許された唯一のタイヤメーカーでもある。

日本グッドイヤーが販売している「イーグル」シリーズのタイヤには、ウルトラハイパフォーマンスの「F1 アシメトリック」やピュアスポーツの「RS スポーツ S−スペック」、エントリースポーツの「レヴスペック RS−02」などがあるが、今回発表された「F1 スポーツ」は「レヴスペック RS−02」の上に位置するエントリースポーツタイヤとなる。もっとも手軽にスポーツ走行を楽しみたいユーザーに向けた、街乗りでも静かで快適な乗り心地を備えたスポーツタイヤのエントリーモデルだ。

画像: 鷲の爪を模したショルダー剛性の高いトレッドパターンを採用している。写真右側がアウトサイド。

鷲の爪を模したショルダー剛性の高いトレッドパターンを採用している。写真右側がアウトサイド。

「イーグル F1 スポーツ」は、その名のとおりイーグル=鷲(ワシ)の爪を模したショルダー剛性の高いトレッドパターン(イーグル クロー パターン)を採用し、爪で路面をつかむように高次元のハンドリング&ブレーキング性能を実現している。また、以下のような特徴も備えている。

■アクティブコントロール テクノロジー

大型のショルダーブロックをアウトサイドに配置し、ショルダー部の接地面を最大化することで、ステアリング入力を正確に路面へ伝達することができ、コーナリング中の安定性と応答性を向上させている。

画像: アクティブコントロール テクノロジーのイメージ。

アクティブコントロール テクノロジーのイメージ。

■ダイナミックブレーキング テクノロジー

タイヤの断面形状を最適化することにより、より長い接地面を実現。その結果、接地圧分布の均一化と路面接地面を最大化することで、ウエット路面/ドライ路面の両方で制動距離の短縮を実現している。

画像: ダイナミックブレーキング テクノロジーのイメージ。右がイーグル F1 スポーツ。

ダイナミックブレーキング テクノロジーのイメージ。右がイーグル F1 スポーツ。

サイズは、195/50R16から245/40R19まで、全15サイズ。価格はオープンプライスとなっている。

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