アウディジャパンは「一ツ山レーシング(Hitotsuyama Racing)」「チームルマン(Team LeMans)」とパートナーシップを組み、2021年4月10日に開幕する全日本SUPER GT選手権GT300クラスに「R8 LMS」で参戦する。アウディジャパンとして、ファクトリーチーム「アウディスポーツ(Audi Sport)」からのエンジニアサポートをはじめとしたバックアップを行っていく。

※タイトル写真は、2021年シーズン、全日本SUPER GT選手権GT300クラスに参戦する「アウディR8 LMS」。6号車Team LeMans Audi R8 LMSのカラーリングは、テスト時、まだ決まっていなかった。

SUPER GT GT300クラスに2台のR8 LMSが参戦

アウディは創業当時よりモータースポーツを技術の実験場として、過酷な環境での走行をとおして、直噴エンジンやディーゼルエンジン、LEDヘッドライトなどの新技術を開発し、それらの技術を市販モデルへと展開しているが、日本のモータースポーツにおいても、全日本SUPER GT選手権GT300クラス、TCRジャパンシリーズ、スーパー耐久シリーズへの参戦支援をとおして、技術を磨き、アウディの技術力への理解を伝えていくとともに、スポーティなブランドイメージを強固なものとする活動を行ってきた。

2020年シーズンはRS3 LMSに乗る篠原拓朗がTCRジャパンのサタデー/サンデー両シリーズを制覇して話題となったが、SUPER GT GT300クラスでもHitotsuyama Racingの R8 LMSが第6戦鈴鹿ラウンドを制するなど活躍を見せている。

そして迎える2021年シーズンは、「Hitotsuyama Racing」に加え、同じくSUPER GT GT300クラスにR8 LMSで参戦する「Team LeMans」もサポートして戦っていくことが決定。

「Team LeMans」のドライバーは過去SUPER GTで3回、フォーミュラ・ニッポンで4回王者に輝いた本山哲と、全日本F3選手権で速さを見せる新進気鋭の片山義章というゴールデンコンビで、本山が古巣チーム・ルマンに復帰、また自らの名を冠したチーム結成も大きな注目を集めている。

アウディR8 LMSは世界のGT3レースで大活躍、日本でも2020年シーズンにGT300クラスで1勝あげるなどその速さは定評のあるところ。Team LeMansの参戦により、その開発スピードは上がっていくものと期待される。

SUPER GT GT300クラス 6号車Team LeMans Audi R8 LMS

【エントラント】Team LeMans/ MOTOYAMA Racing
【ドライバー】本山 哲/片山 義章
【タイヤ】ヨコハマタイヤ

画像: 6号車Team LeMans Audi R8 LMSをドライブする本山 哲。写真は日産時代のもの。

6号車Team LeMans Audi R8 LMSをドライブする本山 哲。写真は日産時代のもの。

SUPER GT GT300クラス 21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS

【エントラント】Audi Team Hitotsuyama
【ドライバー】川端 伸太朗/篠原 拓朗
【タイヤ】ヨコハマタイヤ

画像: 21号車Hitotsuyama Audi R8 LMSは2020年シーズンに鈴鹿ラウンドで優勝を飾っている。

21号車Hitotsuyama Audi R8 LMSは2020年シーズンに鈴鹿ラウンドで優勝を飾っている。

2021年 全日本SUPER GT選手権 スケジュール

第1戦(4月10-11日):岡山国際サーキット
第2戦(5月3-4日):富士スピードウェイ
第3戦(5月29-30日):鈴鹿サーキット
第4戦(7月17-18日):ツインリンクもてぎ
第5戦(9月11-12日):スポーツランドSUGO
第6戦(10月23-24日):オートポリス
第7戦(11月6-7日):ツインリンクもてぎ
第8戦(11月27-28日):富士スピードウェイ

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