老朽化した橋梁の床板取替や舗装補修などの工事を行う
西湘バイパスは1967年の開通から既に50年以上が経過しており、橋梁の老朽化が進行している。そのため、2021年4月から2022年春にかけて順次、老朽化した橋梁のコンクリート床板を新しい床板に取り替える工事を実施するほか、損傷している橋梁の伸縮装置の取り替えや、アスファルト舗装の補修などの工事を行う。
今回、2021年4月2日(金)9時から7月17日(土)6時まで昼夜連続で通行止め(ただし、4月28日〜5月5日を除く)となるのは、西湘バイパスの小田原IC〜石橋IC〜小田原西IC(小田原厚木道路)の区間。
通行止め期間中は、平日の朝夕、土日祝日を中心に下り線(箱根・熱海方面)小田原IC出口付近を先頭に、最大7kmの渋滞が予想される。NEXCO中日本では所要時間や渋滞が予測される時間帯の情報提供などに取り組んでいくが、小田原厚木道路などへの迂回や出かける時間の変更をなどを検討したほうが良いだろう。
なお、所定の迂回路を利用した場合には、西湘バイパス直通利用時の料金と同額となるよう料金調整(ETC車限定)を行なう。また、リニューアル工事の実施にあわせて、小田原厚木道路へ迂回したドライバーに特典を進呈する「渋滞減らし隊キャンペーン」も用意している。
工事情報や交通規制情報については、西湘バイパスリニューアル工事専用Webサイト、情報板、ハイウェイラジオおよびハイウェイテレホン、アイハイウェイ中日本などで随時知らせる。また、迂回路となる小田原厚木道路の小田原東IC〜小田原西ICでは、交通量が多い時間帯での工事規制は予定していないが、緊急工事の場合は工事規制を実施するので、最新の交通状況を確認して出かけるよう心がけたい。
NEXCO中日本では、このあとも2021年度冬季、2022年度春季にもリニューアル工事を予定しており、詳細な日程は決定次第、当Webサイトでも紹介していく予定だ。