伝説のレーシングシーンを甦らせた、ホンダ レーシングとのコラボ ウオッチ
「Honda Racing(以下、ホンダ レーシング)」は、本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)が世界で展開するモータースポーツ活動の総称だ。高度な技術を駆使し、日本発のブランドとして世界へ挑戦し続ける姿勢が、カシオ計算機(以下、カシオ)の高性能メタルウオッチ「エディフィス」と相通じることから、2018年よりコラボレーションを開始している。
今回発表された「EQW-A2000HR」は、1961年に開催されたロードレース世界選手権 第2戦の西ドイツGP(250ccクラス)で、高橋国光選手が日本人ライダーとして初優勝を飾ってから2021年で60周年を迎えること記念して、優勝したレーシングマシンである「ホンダ RC162」をオマージュしたものだ。
ベゼルと文字盤はアルミたたき出しのカウルをモチーフにした特殊加工が施され、ブラックの文字板には燃料タンクをイメージした赤や、RC162のボディカラーであるシルバーをアクセントとして配している。また、印象的な黄色いラインや1961年当時の「HONDA」ロゴもあしらっている。さらに、レーシングスーツをイメージした本革のバンドを使い、伝説のレースシーンを蘇らせている。
ベースとなったモデルは、ミドルサイズでスタイリッシュな電波ソーラーモデル「EQWA2000」。高強度でクリアなサファイアガラスの風防により、レースなどハードな場面でも安心して使用が可能だ。「HONDA」ロゴが随所にあしらわれた専用パッケージには、軽量なベルクロタイプの付け替え用ナイロンバンドも同梱している。
防水性能は10気圧防水、世界29都市のワールドタイムやストップウオッチ(1/20秒、60分計)、フルオートカレンダーなどの機能を搭載。ソーラー充電システムは、フル充電からソーラー発電なしの状態でも機能使用で約5カ月駆動する。質量は約92g。価格(税込)は、7万7000円。