2021年4月2日、グループPSAジャパンは2021年3月の販売台数を発表した。それによると、プジョー、シトロエン、DSの3つのブランドとも好調で、2021年第1四半期のグループにおける総販売台数が過去最高を記録したことも明らかになった。

2021年第1四半期の販売台数は5837台を記録

プジョーは2021年3月の販売台数が登録ベースで1911台と、前年同月比151.1%となり、過去10年での単月の最高台数を記録。あわせて第1四半期におけるプジョーブランドの販売台数は3907台(対前年比147.1%)となり、こちらは第1四半期における新記録となった。

日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤーなど各賞を受賞したBセグメントコンパクトハッチバックの208/e-208、BセグメントコンパクトSUVで人気の2008/e-2008の販売が好調で、そこに1月末にマイナーチェンジした3008/5008がその勢いを加速させた。

グループPSAジャパンでは「モダンでスタイリッシュな新世代プジョーデザインの魅力や、BEV、PHEV、純内燃機関(ガソリン、ディーゼル)とあらゆるパワートレーンをライフスタイルや嗜好にあわせて提供し、総合的にCO2削減に貢献するパワー・オブ・チョイスコンセプトに見られる現実に即した電動化が高い評価をいただきました」と分析、プジョーは欧州でも2021年1月〜3月で記録的な販売台数を記録しており、この勢いはまだまだ続きそうである。

画像: 2021年1月末に新世代フェイスへとモデルチェンジしたCセグメントSUVのプジョー3008。

2021年1月末に新世代フェイスへとモデルチェンジしたCセグメントSUVのプジョー3008。

シトロエンの販売も好調で、3月の販売台数944台(前年同月比169.2%/登録台数ベース)は日本におけるシトロエンブランドの単月の過去最高の記録となる。また、第1四半期の累計販売台数は1705台(対前年比149.8%/登録台数ベース)となり、これも第1四半期の販売新記録となった。

シトロエンの好調の背景としては、2020年8月の正式デビュー以来、好調なベルランゴがシトロエンブランド全体の販売に好影響を与えていると考えられる。ベルランゴをきっかけとして、伝統の乗り心地の良さをはじめ、空間、使い勝手、質感などの面で、独自のコンフォート性を追求する姿勢に注目が高まっているようだ。

画像: シトロエン好調の立役者となっているベルランゴ。2020年8月の正式デビュー以来、販売が好調なばかりか、このモデルを機にシトロエンに関心を持つユーザーが増えている。

シトロエン好調の立役者となっているベルランゴ。2020年8月の正式デビュー以来、販売が好調なばかりか、このモデルを機にシトロエンに関心を持つユーザーが増えている。

DSオートモビルも好調で、新記録こそ達成できなかったものの、3月の販売台数は114台(前年同月比146.2%/登録台数ベース)を記録。これにより、3ブランドの合計で、2021年第1四半期のグループPSAジャパンの販売台数は5837台となり、前身であるプジョー・シトロエン・ジャポンの時代を含め、第1四半期における過去最高を達成することになった。

この第1四半期過去最高販売について、グループPSAジャパンの木村隆之代表取締役社長は「コロナ禍の状況において感染拡大防止に最大限の注意を払いながら、グループPSAのプジョー、シトロエン、DSオートモビルを扱う各店舗が素晴らしい成果を出してくれたことに感謝します。グループ PSA ジャパンは、販売店舗とも協力し、この好調に甘んずることなく、お客さまによりよいモビリティと価値を提供すべく努力していきます」とコメントしている。

画像: 2021年3月10日に登場したDS 7 クロスバックE-TENSE 4x4。プラグインハイブリッド4WDを搭載した電動化モデル。

2021年3月10日に登場したDS 7 クロスバックE-TENSE 4x4。プラグインハイブリッド4WDを搭載した電動化モデル。

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