2021年4月8日、グループPSAジャパンはシトロエン C5エアクロスSUV(CITROEN C5 AIRCROSS SUV)の一部改良を発表。全グレードにLEDヘッドライトを標準化するとともに、ガソリンモデルの燃費向上及びナッパーレザーオプションパッケージのシートとトリムの色の変更が行われた。
ガソリンモデルでは燃費が約9%向上
シトロエン独自のプログレッシブハイドローリッククッション(PHC)サスペンションを装着し、快適な乗り心地を提供する5ドアのミッドサイズSUV、C5エアクロスSUVに一部改良が行われた。
大きなポイントは、全グレードのヘッドライトがLEDとなったことだ。安全性への寄与はもちろん、商品価値の向上につながる仕様変更である。また、ディーゼルモデルに設定されているナッパレザーパッケージオプションパッケージのシートとトリムの色が従来のブラウン&ブラックからブラック&ライトグレーへと変更された。
ガソリンモデルでは、WLTCモード燃費が13.8km/Lから15.0km/Lへと約9%の改善も図られた。欧州排ガス規制Euro6.3対応のエンジンマネジメントの見直しによるものだという。安全装備面は、フロントソナーやバックカメラ、ブラインドスポットモニターなどが標準で用意されている。
シトロエンC5エアクロスSUVラインナップ
・シャイン(1.6L直4ガソリンターボ<180ps/250Nm>):420万円
・シャインBlueHDi(2L直4ディーゼルターボ<177ps/400Nm>):439万円
・シャインBlueHDiナッパレザーパッケージ(2L直4ディーゼルターボ<177ps/400Nm>):476万円
※トランスミッションは全て8速ATを搭載