自分だけの1台を創り上げられるカスタマイズ プログラム
アバルト 595は、フィアット 500をベースにアバルトが手がけた高性能コンパクトモデルだ。今回のカスタマイズ プログラム「メイク ユア スコーピオン」では、カタログに設定のない特別なボディカラーが設定されることに加え、通常は選択できないボディカラーとシートカラー、ならびにアクセサリーパーツの色の組み合わせが可能となるものだ。たとえば、ボディカラーでは日本初導入の新色、マットブルー(タイトル写真のクルマ)が追加された。
このカスタマイズ プログラムは、595シリーズの全モデル(595/595ツーリズモ/595Cツーリズモ/595コンペティツィオーネ」)が対象となる。ただし、選択できるボディカラーやアクセサリーパーツは、モデルによって異なる。
選択できるボディカラーは、595が通常の3種類から8種類に、595ツーリズモは4種類から9種類に、595Cツーリズモは5種類から8種類に、そして595コンペティツィオーネは5種類から14種類にと、それぞれ選択肢が大幅に拡大する。モデルによりビコローレ(2トーンカラー)のほか、ブラックトップ(ルーフ)も選べる。
さらにインテリアやブレーキキャリパー(595を除く)、およびソフトトップ(595Cツーリズモ)の色も変更できる。なお、ブレーキキャリパーの色を変更した場合、それに応じてホイールのセンターハブキャップの色も変更される。カラーの組み合わせは、全部で372通り。さらにデカールやミラーキャップ、サイドストライプ、LEDフロアバルブなどのアクセサリーを含めると、合計1万4000通りもの組み合わせが可能になる。
このカスタマイズ プログラムの追加費用は、ベースグレードのメーカー希望小売価格に対して11万円(消費税込み)となっている。595なら300万円、595コンペティツィオーネなら383万円からの設定となる。この価格で、(おそらく)世界に1台しかない自分だけのアバルトが作れるのなら、リーズナブルなものといえるだろう。ただし、有償色を指定した場合は、通常と同様に別途その費用がかかる。
自分だけのサソリを創り上げてみたい人は、まずは「メイク ユア スコーピオン」の特設サイトを訪れてみては、いかがだろうか。