2021年4月15日、三菱自動車(以下、三菱)はコンパクトカーのミラージュにブラックをアクセントカラーに配してスポーティな外観に仕上げた特別仕様車「BLACK Edition(ブラックエディション)」を設定して発売すると発表した。

ルーフやスポイラーなどをブラックで精悍な印象に

ミラージュは、三菱の5ドア 5人乗りのコンパクト ハッチバックだ。1978年に初代が登場以来5代目まで続いたが、日本での販売は2000年にいったんは終了。2012年に世界戦略車としてミラージュの名が復活。生産はタイで行われて、日本をはじめ欧州や米国など世界の70カ国以上で販売され、累計世界販売台数は約73万台(2021年3月時点)となる。

画像: ボディカラーは、サンドイエローメタリック/ブラックマイカ。

ボディカラーは、サンドイエローメタリック/ブラックマイカ。

「ブラックエディション」という特別仕様車は、三菱の他のモデルにも設定されたことがあり、ミラージュでも一部改良前の2018年に設定されていた。

今回のブラックエディションは、上級グレードの「G」をベースに、ルーフ、ルーフスポイラー、電動格納式ドアミラーをブラックマイカ塗装とし、スポーティで精悍な印象に仕上げている。また、ブラック塗装の15インチ アルミホイールを採用して足もとを引き締め、ヒーテッドミラーを採用して後方視界を確保し安全性を高めている。

ボディカラーは、2トーンのホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(税込5万5000円の有料色)、サンドイエローメタリック/ブラックマイカ(税込3万3000円の有料色)、レッドメタリック/ブラックマイカ、チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカの4通りと、モノトーンのブラックマイカの全5通り。

インテリアでは、ブラック&レッドファブリックの専用シート生地を採用。レッドステッチをシートや本革巻きステアリング(メッキ&ピアノブラック アクセント)、本革巻きシフトノブ、ドアアームレストにアクセントとして施し、よりスポーティな室内空間としている。さらに、クッションとシートバックを素早く暖める運転席・助手席シートヒーターも採用して、快適性を向上させている。

搭載されるエンジンは1.2Lの直3 MIVEC DOHCで、トランスミッションはINVECSーIII(CVT)。駆動方式は2WD(FF)のみ。車両価格(税込)は、モノトーン塗装が159万7200円、2トーン塗装が161万3700円となっている。

画像: レッドステッチを各所にアクセントとして施したスポーティなインテリア。

レッドステッチを各所にアクセントとして施したスポーティなインテリア。

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