ホンダが2021年F1 第17戦日本グランプリのタイトルスポンサーに。鈴鹿サーキットで10月8日開幕

ホンダF1参戦最終年、2021年の日本グランプリは特別なレースになる

4月24日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦／全日本ロードレース第2戦が開催されている鈴鹿サーキットで記者会見が行われ、ホンダがF1日本グランプリのタイトルスポンサーに就任したことが発表された。

これは、本田技研工業の渡辺康治ブランド・コミュニケーション本部長が明らかにしたもので、「鈴鹿サーキットでの伝統あるF1日本グランプリレースのタイトルスポンサーを、再びホンダが務めることを大変光栄に思います。ホンダにとってF1参戦最終年となる今年、ファンの皆さまや関係者の皆さまにこれまでの感謝の意を表すとともに、日本のモータースポーツのより一層の振興につながる大会にしたいと考えています。また、スクーデリア・アルファタウリとレッドブル・レーシングの両チームと一丸となり、鈴鹿サーキットで最高のパフォーマンスを披露できるよう全力を尽くしてまいります」とコメントしている。

2021年のF1世界選手権は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッぺンが開幕戦2位、第2戦優勝と好発進。10月の日本グランプリではチャンピオン争いがヒートアップしていることが予想され、またアルファタウリ・ホンダの角田裕毅の凱旋レースとなることから、ホンダにとってF1参戦最終年となる今年のレースは大きな盛り上がりを見せることになりそうだ。

なお、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの田中薫社長から「2022年から2024年までの3年間、鈴鹿サーキットでのF1開催契約を締結いたしました。この契約に関し、多大なご理解を示していただいたステファノ・ドメニカリCEOをはじめとするフォーミュラワンのメンバーに感謝します。2022年には鈴鹿サーキットが開業60周年を迎えます。2022年以降のF1日本グランプリ開催に加え、ファンの皆様に驚き、喜び、感動していただけるよう、歴史と伝統を振り返りながら、未来に向けた新たな挑戦を行ってまいりますので、是非ご期待ください」と3年間の開催延長契約が結ばれたことも発表された。

今年の日本グランプリのチケット販売の時期、枚数など詳細については「新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けての準備を全力を尽くして取り組んでおりますので、今しばらくお時間をいただきたい」としている。

2021年第17戦日本グランプリは、2021年10月8日金曜日のフリー走行で開幕、9日土曜日に予選、10日日曜日に決勝レースが行われる。

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