NEXCO中日本 名古屋支社とNEXCO西日本 関西支社は、E1A 新名神高速道路(新名神)大津ジャンクション(JCT・仮称)~亀山西JCTの6車線化工事に伴う車線規制を2021年5月から開始すると発表した。(タイトル写真はイメージです)

車線の拡大によるさまざまな効果を期待

今回の6車線化(現在の片道2車線を3車線ずつに拡大する)の対象区間は、新名神の大津JCT(仮称)から亀山西JCTまでの、延長約41km。この区間で長期間にわたり、夜間車線規制や固定規制を伴う工事を実施する。なお、固定規制は路肩部分に仮設防護柵を連続して設置するため、路肩の幅員が縮小する。

画像: 新名神高速6車線化の対象区間

新名神高速6車線化の対象区間

工事内容としては、6車線化に向け、車線を拡幅するための土工工事や橋梁工事、道路付属物工事などが行われる。基本的には、新東名高速が4車線から6車線に拡大されたときの工事と同じような内容といえるだろう。

新名神の6車線化に期待される効果としては、以下のようなものがあげられている。

●物流効率化による生産性の向上
●災害時における名神の代替性の強化
●名神リニューアル工事における円滑な交通の確保

画像: 6車線化工事のひとつ、土工工事のイメージ。

6車線化工事のひとつ、土工工事のイメージ。

NEXCO中日本 名古屋支社とNEXCO西日本 関西支社では、車線規制を伴う工事は交通量が少ない時間帯に限定するなど、利用者の迷惑を最小限とするように取り組むとコメントしている。それでも、工事期間中は交通規制による渋滞が発生するのは避けられないところ。

交通規制情報に関しては、新名神6車線化工事専用WEBサイトで随時発表されるので、新名神を利用する場合は最新の交通状況を確認して出かけるようにしたい。とはいえ、コロナ禍の状況下では、不要不急の外出は控えておきたいものだ。(写真・図版:NEXCO中日本)

This article is a sponsored article by
''.