搭載エンジンのパワーアップも図られた
シトロエンと著名なサーフブランド「リップカール」とのコラボレーションから生まれたのが「C3エアクロスSUVサーフエディションバイリップカール」だ。この試みは5年に渡って行われるが、日本導入はこのモデルが初となる。
「オリジンズ」「Cシリーズシックエディション」に続くグローバルな特別仕様車の第3弾となるこのモデルの特徴はなんといっても、夏の青い海を思い起こさせるエクステリアとインテリアの特別装飾だ。
グリ アルタンス(灰色)のボディカラーに、ルーフとルーフレールをノアール ペルラネラ(黒真珠色)とし、ゴールドを彷彿とさせるリップカール アルマイト オーカー カラー(マットイエロー=濃い目の黄色)をアクセントとしてあしらわれたエクステリアは、躍動感に満ちあふれている。
ちなみに、このマットイエローは、サーフィンスポットで出会あう砂丘や太陽の光からインスピレーションを得たそうで、ヘッドライトベゼル、ドアミラー、およびブラックの16インチホイールのセンターキャップに採用される。
さらにボディサイドには、リップカールのブランドロゴをフロントドアにとリアクオーターに配される。リアクオーターのロゴは、のC3 エアクロス SUVの特徴のひとつであったベネチアンストライプをあえて外してのことだ
インテリアもエクステリアと呼応するかのように、専用のダークグレーファブリックにブラックテップレザーとマットイエローのアクセントが施される。そして、通常モデルではファブリック張りとなるダッシュボードもダークグレーのテップレザーが張られる。タフなイメージを強調してとのことという。
エンジンにも手が加えられた。搭載の1.2L直3DOHCターボの最高出力が110psから130psに、最大トルクが205Nmから230Nmへとパワーアップが図られている。また、シャイングレードでパッケージオプションとなるアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)も搭載される。どちらも、サーフィンシーンで頼れる存在となりそうだ。車両価(税込)は305万9000円。
シトロエンC3エアクロスSUVサーフエディション バイ リップカール主要諸元
●全長×全幅×全高:4160×1765×16300mm
●ホイールベース:2605mm
●車両重量:1290kg
●エンジン:直3DOHCターボ
●総排気量:1199cc
●最高出力:130ps/5500rpm
●最大トルク:230Nm/1750rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:FF
●車両価格(税込):305万9000円