2021年7月13日、日産自動車は「NV200バネット」のエンジンをはじめ各種に渡る一部仕様の変更を発表。同日より販売が開始された。
より使いやすく、乗りやすくなったNV200バネット
その利便性の高さで、ビジネスシーンや日常使い、レジャーユースなどにも選ばれる日産「NV200バネット」に一部仕様の変更が行われた。
まずは燃費性能の改善だ。1.6L 直4エンジンの改良を行うとともに、従来4速ATを組み合わされていたFF車にCVTを採用し、さらにアイドリングストップ機能も加えたことによるものだという。新型でWLTCモード13.4km／Lを記録し、これは従来の12.0km／Lから約12％改善したことになる。
助手席サイドアンダーミラー付電動格納式リモコンドアミラーや抗菌ステアリングの標準装備化も行われた。これは、ユーザーからの要望を反映したもので、より使い勝手の良さを追求したものだ。
新たに加わったボディ色「ダークメタルグレイ」。
バンタイプの乗り心地やユーティリティの改善も行われた。助手席のリクライニング調整角度を44度からワゴン（乗用）タイプと同じ66度に拡大。DX、VXグレードでは、アッパーグレードのGXと同様190mmの助手席スライド機能が付く。VX、GXグレードでは、後部座席が6対4分割タイプとなった。また、最大積載量にも変更が加えられ、FF車が従来より50kgアップの650kg（5名乗車時450kg）となっいる。
今回の一部仕様向上を機に、新たにダークメタルグレーとインペリアルアンバーのボディカラーの採用も行われている。
抗菌ステアリングの標準装備化が行われた。
日産 NV200バネット 車両価格帯
・バンタイプ：214万2800円～278万0800円
・ワゴンタイプ：233万2000円～249万8100円
※価格はすべて税込
