2021年7月19日、トーヨータイヤはSUV専用スタッドレスタイヤ「OBSERVE(オブザーブ) GSi-6」と「OBSERVE(オブザーブ) W/T-R」のサイズラインアップを拡充し、8月より順次発売すると発表。価格はオープン。

「OBSERVE GSi-6」、「OBSERVE W/T-R」ともに本格発売開始

強い寒気が襲ってきたと思うと暖冬傾向といった具合に、気温の変動の大きい昨今の日本の冬。気温差が大きくなると、路面の状態も湿った雪が混じるシャーベット状態から凍結したアイス状態まで刻々と変化し、ドライバーにとってはかなりやっかいなこととなる。「オブザーブ GSi-6」と「オブザーブ W/T-R」は、そんな状況に対応すべく生まれた、SUV専用スタッドレスタイヤだ。

オブザーブ GSi-6はクロスカントリー車向けに開発され、「ジグザグ4本溝」を軸にスノートラクションと操縦安定性を向上させる「セレーテッドスタビリティリブ」や除水/エッジ効果を発揮する「スウィングサイプ」等の新技術を組み込んだパターンで、さまざまな状況に変化する冬の路面でのドライビング性能の向上が図られている。

画像: 「OBSERVE(オブザーブ) GSi-6」。クロスカントリー車向けのスタッドレスタイヤだ。

「OBSERVE(オブザーブ) GSi-6」。クロスカントリー車向けのスタッドレスタイヤだ。

ちなみに、制動距離は圧雪路で従来(オブザーブ GSi-5)比7%、ウェット路面で同11%短縮している。今回、先行発売していた2サイズから15サイズを新たに拡充して、全17サイズのラインアップでの展開となる。

一方のオブザーブ W/T-Rは、荒れた雪路や深雪路などでの走破力がメインだ。深雪路面でのトラクション性で効果を得るために、タイヤの側面にトーヨータイヤのオフロード向けタイヤなどで使用している「大型サイドブロック」を同社のスタッドレスタイヤとして初めて採用されている。

2020年、雪路での走破性を志向するユーザー向けに1サイズの限定的な販売が行われたが、新たに2サイズを拡充して全3サイズのラインアップで正式に発売を開始することとなった。

両モデルとも8月より順次発売が開始され予定だ。価格はオープン。

画像: 「OBSERVE(オブザーブ) W/T-R」。荒れた雪路や深雪路などでの走破性を追求。

「OBSERVE(オブザーブ) W/T-R」。荒れた雪路や深雪路などでの走破性を追求。

オブザーブ GSi-6 サイズラインアップ

195/80R15 96Q(発売済み)
215/70R16 100Q(8月発売)
225/70R16 103Q(9月発売)
265/70R16 112Q(8月発売)
175/80R16 91Q(発売済み)
225/65R17 102Q(8月発売)
235/65R17 108Q XL(10月発売)
265/65R17 112Q(8月発売)
265/70R17 115Q(10月発売)
225/55R18 98Q(8月発売)
225/60R18 100Q(8月発売)
265/60R18 110Q(9月発売)
265/65R18 116Q XL(9月発売)
255/70R18 113Q(9月発売)
255/45R20 105Q XL(9月発売)
275/50R20 113Q XL(8月発売)
235/55R20 102Q(8月発売)

オブザーブ W/T-R サイズラインアップ

185/85R16 105/103N LT(8月発売)
LT265/70R17 112/109Q(8月発売)
LT285/70R17 116/113Q(11月発売予定)

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