縁起のよい「一富士、二鷹、三なすび」のPA
昔から、縁起のよい初夢として知られる「一富士、二鷹、三なすび」。その鷹を指すと言われているのが愛鷹山(あしたかやま)です。そして、愛鷹PA(下り)は、その名のとおり、愛鷹山のふもとにあるPA。こちらには、頭が富士山で身体はナスを模した鷹という、「一富士、二鷹、三なすび」を体現した、ご当地ゆるキャラ「たかぼー」が出迎えてくれます。
また、山側とは反対の南側には駿河湾の眺望が楽しめるのも、こちらの魅力。また、前回紹介した「ジェラシー丼」や「しっとしてご麺」などのユニークなネーミングの料理を提供するなど、こぢんまりとしていますが、なかなか個性豊かなPAです。
絶妙な塩加減で、プレミアムなおみやげに認定
そんな愛鷹PA(下り)のイチ押しのおみやげは、冷凍の「あじのひらき 3枚」(761円)です。ちょっと地味なようですが、なんといっても愛鷹PA(下り)があるのは干物で有名な沼津。その地元のお魚屋さんが厳選したあじを丹精こめて干物にしたのが本品。NEXCO中日本が「まだ世に知れ渡っていない、地域性あふれる商品など」を認定したプレミアムなお土産、略して「プレみや」にも、この「あじのひらき 3枚」は選ばれています。
ちなみにスナックコーナーには、この「あじのひらき」を使った「アジの開き定食」(870円)も用意されています。今すぐ食べたい!というセッカチな人は、こちらをどうぞ。
今回の取材では特別に冷凍の「あじのひらき」を調理してくれました。いただいてみると、身はふっくらと厚みがあり、絶妙な塩加減。あじの旨味をひきたてつつ、塩味も十分。ご飯と一緒にいただくのに、醤油は必要ありません。旨味を引き出す絶妙な塩加減が、沼津の干物の特徴です。3枚で761円、1枚あたり250円ちょっとという値段もリーズナブル。おみやげに間違いのない一品です。