コンセプトは「スタイリッシュ ストリート スポーツ」
GR86用のGRパーツは、「スタイリッシュ ストリート スポーツ」をコンセプトに、「日常：愛車と毎日触れ合う通勤や買い物、デートシーンでの活躍」と「非日常：毎日乗っている中でもサーキットに行きたいと思えるような『走り』を想起させるシーン」を高い次元で調律するという思いが込められている。
エアロパーツは、デザイン段階からCFD解析（数値流体力学：コンピュータ上で車両に風を当て空気の流れを計算する手法）を取り入れた開発を行い、そこで得た結果をもとに細かな形状の修正を繰り返し開発した。こうした解析で空力性能はもちろんのこと、スタイリングのカッコよさや日常での使い勝手までを含め、車両のトータルバランスが高次元でまとまるようにデザインされている。
エアロパーツの空力やデザインのバランスだけでなく、操縦安定性の特性を決定づけるトータルバランスに重点を置き、試作品を用いて社内開発ドライバーがテストコースを走行。エアロパーツやサスペンション、ボディ剛性パーツのすべてのパーツバランスを調律しながら開発された。その結果、街乗りからワインディングまでのすべての領域で感じ取れるハンドリング性能と、同乗者にも優しいワンランク上の乗心地の両立を実現している。
GRインテリアパネルセットを装着したGR 86。
また、今回はマフラーサウンドにもこだわり、国内最高峰のレース活動で培った独自のノウハウと技術を基に、MBD（モデルベース開発）手法を取り入れて開発。コンピューター上でシミュレーションを繰り返しながら、常用域での不快なこもり音を排除し、高回転での増幅感が向上する最も官能的な高音サウンドを造り込んでいる。
なお、KINTOが展開するクルマのサブスクリプション「KINTO ONE」においても、GRパーツを装着したGR86をラインナップしており、サブスクというクルマの所有形態でも気軽にカスタマイズを楽しむことができる。
