濃厚だけど、甘さひかえめの手作りシュークリーム
最初のおすすめは、施設内のショッピングコーナーにある「沼津・村の駅」で販売されている「ミルクカップシュー」(480円)です。透明のカップの中に、やや小ぶりのシュークリームが4個。カップ入りだから、クルマのドリンクホルダーにカップを納めて、ドライブ中にいただくことも可能。うれしい配慮です。
このシュークリームの生地に、井出牧場のジャージー種牛乳が使われているんです。しかも、施設内の工房にて手作りする限定商品というのも、おみやげへのおすすめポイントとなります。
味はといえば、ふんわり柔らかな生地と、濃厚でも甘さは控えめなクリームとの組み合わせで、あっさりとした味わいです。また、小ぶりなので、ひと口でパクリと食べることもできます。ドライブ中にいただくことを考えると、このコンパクトサイズがうれしい。運転の疲れを癒してくれるお手軽スイーツです。
牛乳たっぷりの絶品クレープ生地を満喫
続いては、テイクアウト用の店舗「富士山高原 いでぼく」。名前にあるように、こちらは「井出牧場」の直営店です。定番の「いでぼくソフトクリーム」(430円)も大人気ですが、ぜひともトライしてほしいのがクレープ。井出牧場のジャージー牛乳をたっぷり使ったクレープ生地が絶品です。
試したのは「ホイップクリームチョコバナナ」(630円)。注目のクレープ生地は、モチモチした食感で、ふんわりと牛乳の香りが漂います。その絶品生地に、たっぷりのホイップクリーム、そしてチョコとバナナをプラス。けっこうなボリューム感がありますが、すっきりとした味わいで、気がつけば、あっという間に完食。甘党の方には、特におすすめの逸品と言えるでしょう。
ちなみに、こちらのショップでは「牛乳ホルスタイン」(200円)、「牛乳ジャージー」(250円)、「牛乳ブラウン」(300円)と3種の牛乳も販売していますので、気になる人は飲み比べもおすすめです。
地元自慢のジャージー牛乳を使った2つのスイーツ系テイクアウトグルメ。どちらも、食べた人をにっこりと笑顔にする力がありました。ぜひとも、お試しください。(文と写真:鈴木ケンイチ)
■NEOPASA 駿河湾沼津(上り)
●営業時間
「沼津・村の駅」 24時間営業
「富士山高原 いでぼく」 9:00~18:00(休日~19:00)
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。