新旧86/BRZひしめくイベント広場
今年2回目の開催となる「FUJI 86 STYLE with BRZ 2021」、では1回目はというと6月6日に開催されている。トヨタ86とスバルBRZ、さらにはかつての名車「レビン」「トレノ」のAE86も一堂に会するイベントだが、今回は販売開始となった新型BRZもチラホラと見られ、会場に華を添えている。

古くは「レビン」「トレノ」AE86から、新型BRZまで86/BRZオーナーが大集合

新型BRZだけでなくGR86のチューンドモデルも早々とお披露目
メインステージには日本一有名なハチロクも
富士スピードウェイのイベント広場がメイン会場となっており、ステージ横にはあの土屋圭市氏所有のAE86トレノが鎮座。そしてステージ上では現役レーシングドライバーやスバル・トヨタの開発者を交えた様々なトークイベントが開催された。

ドリキンこと土屋圭市氏のトレノも展示

レーシングドライバーにメーカー開発者、そして両サイドには見た顔が...
当日抽選による参加イベントも
体験型プログラムとして「佐々木雅弘選手プロデュース GR86スライドコントロールレッスン」が抽選で14名、そしてショートコースでの「GR86 & SUBARU BRZ乗りくらべ試乗会」は約80名が参加。特に後者は同一条件下で新型GR86とBRZの比較試乗ができるという大変貴重な機会で、新型への乗り換えを考えているユーザーには好評のよう。両車の異なる乗り味を表現したという「味の差カレー」も限定メニューとしてレストランで用意された。

ウェット路面でのテールスライドを実践できるプログラムは有料(2,000円)

こちらのインストラクターもどこかでお会いしたような...

GR86とBRZをショートコースで比較試乗できるプログラム

乗り味の違いは、ジャーナリスト向け試乗会での感想から抜粋したそうだ

スパイシーなGR86味とマイルドなBRZ味、混ぜるとかなり美味しかった、940円也
Yaris Cup、86/BRZレースも開催
富士チャンピオンレースシリーズと併催ということで様々なワンメイク主体のレースが開催された。今年から開催されるヤリスカップは、東日本シリーズ第5戦となった今回だけでも91台のエントリー。日曜の決勝レースは予選上位の54台で争われた。また86/BRZレースは3クラスに分かれ、クラブマンオープンに69台、クラブマンエキスパートに32台、プロフェッショナルクラスは33台のエントリー。プロフェッショナルクラスは現役GTドライバーを中心とした華やかなメンバーだ。

カップカーは1.5リッターガソリンエンジン車で6速MTとCVTが混走、CVTクラスも設定されている

現行型での最終戦となるプロフェッショナルクラス

ポールポジションからスタートの菅波冬悟が今シーズンのチャンピオンを決定している