トラック専門買取店おすすめ5選！高額査定を引き出すコツとは？

トラックを少しでも高く売るには、やはり専門店が有利です。というより、基本的には中型以上のトラックは専門店でなければ扱ってくれません。そこで、トラックはどこに売るべきなのか、また高額買取のポイントをご紹介します。

トラックを売却しようと思った際、「どこなら扱ってくれるのか」と売却先から探す方も多いのではないでしょうか。それは正しく、基本的には中型以上のトラックを売るなら専門店への依頼が必須です。

また、少しでも高くトラックを売りたいと考えているなら、注意点もいくつかあります。例えば車内の清掃や消臭をしっかり行わなければ大きな減額となりますし、また、トラックは定期点検をしっかりしてきたかが重要視されるため、整備記録簿の有無も重要となります。

ここでは、トラックを専門としている買取店と、トラックならではの高額査定を引き出すポイントについて詳しく解説します。

→【利用者数450万人突破！】トラックの無料一括査定依頼はこちら！

過走行や低年式のトラックでも廃車にせず買取に出すべき理由

トラックは業務使用を前提としたクルマですので、中には走行距離が100万kmを超えているトラックを売ろうとしている方もいるのではないでしょうか。

基本的に過走行車は「売れない」というイメージが強く、廃車を考えてしまう方もいると思います。しかし、トラックについては100万kmを超えていても問題ありません。また、年式が10年落ち、20年落ちでも買取してくれるお店はあります。

そもそもトラックは長距離を走行することを前提に各部を頑丈に設計・製造されており、また、車体が大きいことから構造もシンプルかつ大ぶりなため、非常に整備しやすいクルマです。

このように、一般的に敬遠されがちな「過走行」「低年式」でも買取先が見つかりやすいのが、トラック市場の特徴です。

では、自家用車と違い、なぜトラックは過走行や低年式でも買取ってもらえるのでしょうか。その理由は大きく2つあります。

1.中古トラックは海外需要が高いから

1つは、中古トラックは海外需要が高いためです。日本のトラックは、頑丈で壊れにくいことが海外で知られており、古くても走行距離が多くても、海外では高い需要があります。

特に、新興国の東南アジアやアフリカなどではメイド・イン・ジャパンの中古トラックは人気があります。また、トラックの種類の一つとして「高床トラック」がありますが、その車高から悪路走行も難なくこなすことから、新興国で特に人気の高いトラックです。

なぜ高床トラックが人気かと言うと、新興国の道路は未舗装路も多く、舗装されていても精度が悪かったりするため、車高が高く設定されているほうが安全に走行できるためです。このことから、低床トラックより高床トラックのほうが新興国で人気があります。

2.走行できれば多少の古さは問題にならないから

そもそもトラックを求める方たちは、何より「現役で走れるかどうか」を重視しており、自家用車とは異なる価値観で取引が行われます。つまり、多少古くても「使えれば問題ない」という人たちが多いということです。

トラックが整備しやすいクルマであることは先述の通りですが、エンジンとトランスミッション（エンジンの動力をタイヤに伝える装置）に問題がなければ、いつまでも現役で使用できます。また、車体とパワートレーン（エンジンとトランスミッション）に問題がなければ、架装業者に依頼することで、ボロボロの状態でも新車のように蘇らせてまた現役で活躍しているトラックも多いのが実情です。

こうした背景から、多少古くても自家用車ほど問題になることはありません。これが、古いトラックでもいきなり廃車を考えず、買取査定に出すべき大きな理由となります。

おすすめのトラック専門買取店5選！

では、トラックを買取査定してもらいたいと思った場合、どこで扱ってもらえるのでしょうか？ご想像の通り、トラックは一般買取店では扱ってもらえないことも多く、専門買取店に出す必要があります。

そこで、ここからはトラック買取を専門とするおすすめ業社を紹介します。専門店の中でも得意分野があるので、ご自身のトラックの形態に合わせ、適する買取店に査定依頼するようにしましょう。

1.トラック王国

まずおすすめするのがトラック王国です。トラック王国は国内だけでなく海外販路を持つ買取店で、どのような架装、使用用途、そしてトラックがどんな状態でも（例えば廃車寸前でも）買取を行うことを強みとしています。

国内では車検に通せないほど劣化が進んだトラックも、海外でなら活用できることもあります。このように、海外販路を持つ買取店は、扱えるトラックの幅が広いのが強みです。

公式サイトには過去の買取実績も豊富に掲載されているため、買取相場を把握するのにも役立つでしょう。

売却先に迷ったら、まずはこちらに査定依頼を依頼してみてはいかがでしょうか。

→【どんなトラックもOK！】トラック王国 無料査定依頼はこちら！

2.カービュー（トラック専用）

続いては、トラック専用の一括査定サービスです。

クルマを少しでも高く売るには、複数社の査定額を比較することが大事ですが、それはトラックも変わりません。そこで、カービューのトラック専用一括査定の利用がおすすめです。

カービューは国内初のクルマ一括査定サイトとして有名ですが、自家用車だけでなく商用車専用のサイトも開設されています。もちろん、参画している買取店はトラックなどをはじめとする専門店になっていますので、手間なく複数の専門店に査定依頼をしたい場合にお勧めです。

基本的には売却先は1社だけ見て決めるのではなく、複数社の査定を聞いてみることをお勧めしますので、こうしたサービスを上手に使い、トラックを高く売るよう工夫してみてはいかがでしょうか。

→【トラック専用一括査定】カービュー 無料査定依頼はこちら！

3.トラックファイブ

トラックファイブは創業20年の実績を持つトラック専門買取サービスです。これまでの査定実績は75万台にのぼり、確かな実績を強みとしています。

全国10箇所に拠点を持ち、北海道から沖縄まで全国の問い合わせに対応しています。また、トラックの形状も平ボディから特殊車両まで幅広く買取対応しているため、幅広い方におすすめできる買取店です。

即日現金買取サービスや、書類代行無料サービスも用意されていますので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

→【全国対応】トラックファイブ 無料査定依頼はこちら！

4.グットラック！（シマ商会）

シマ商会は世界100カ国以上と取引のある買取店で、廃車寸前のようなトラックでも買取してもらえる点が魅力です。査定価格が他店より低ければ再査定して、査定額を見直す方法も取られています。

トラック買取において書類手続きや出張査定を無料にしている店舗は多くありますが、シマ商会の特徴はトラックに書かれている社名を消すことも無料で請け負っていることです。

このほか、数台まとめての買取から不動車の買取、状態に構わずありとあらゆるトラックを買取しています。

→【年間買取台数8,000件以上！】シマ商会 無料査定依頼はこちら！

5.HOWA

HOWAはトラックや重機の買取を得意としている買取店です。買取実績は30万台を超え、確かな実績が魅力です。

全国対応、売却に関する書類手続きも無料代行してもらえるなど、サービスも充実しています。

こちらもトラックの売却を検討している方にはおすすめの買取店ですので、公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

→【全国対応】HOWA 無料査定依頼はこちら！

トラックを少しでも高く売るためのポイント5つ

どうせ売るなら少しでも高い査定額を引き出したいという方がほとんどかと思います。もちろん、何も準備せずに査定に臨むより、ポイントを押さえた準備を行ってから査定に臨んだ方が高額査定を引き出しやすいです。

具体的には以下を頭に入れておくと良いかと思います。

1.トラックの大きさに応じて買取店を使い分ける

一口にトラックと言っても種類は様々あります。例えば、軽トラックやピックアップトラックなら一般買取店で十分ですし（むしろ一般買取店のほうが査定額が伸びる可能性さえある）、2トン以上のトラックなら、それ専門の買取店が適すると言えます。おおまかなラインとしては、2トン未満なら一般買取店、2トン以上ならトラック専門の買取店というのがひとつ判断基準になるかと思います。

特に、軽トラックやピックアップトラックは、トラック専門買取より一般中古車買取店のほうが高額査定になりやすいでしょう。これは、軽トラックやピックアップトラックが、中古車店の店頭に多く並べて販売できるからで、法人だけでなく広く個人のユーザーが購入するトラックだからです。

このように、トラックだから全てトラック専門買取店に買取査定依頼を出すのではなく、トラックの大きさで買取業者を変えることも重要です。

2.査定は必ず複数店舗で取る

トラック専門買取店は、非常に多くありますが、すべてのトラック専門買取店が横並びに同じ査定額を出すことはほとんどありません。それは、各買取店が独自の販売ルートを持っているため、売却先への売却金額が全く違うからです。

そこでトラックを買取に出す場合は、できるだけ多くの買取業者に査定依頼しましょう。そうすることで、自分のトラックを一番高く買い取る業者を探せます。

また、トラック買取業者の中には、他店より安い場合は再査定に応じる業者もあるので、さらに高い買取額を勝ち取れるでしょう。

→【利用者数450万人突破！】トラックの無料一括査定依頼はこちら！

3.車内清掃を徹底的に行ってから査定に出す

トラックを買取査定に出す前に、内外装の清掃をする方がほとんどでしょう。しかし、いつもの掃除だけでは足りません。清掃が不十分だと査定士からの印象も悪くなるだけでなく、車内の臭いも残っていると、買取査定に出すと減額されてしまうでしょう。

トラックの車内は、生活空間の一部になることも多く、トラックの中で1日の大半を過ごすことも少なくありません。そこで、トラックの車内は徹底的に清掃しましょう。

特に、清掃では車内のニオイを軽減できるかがポイントです。トラックの車内の臭いで多いのが、タバコ臭と食品の臭いと言われています。タバコの臭いは、国内だけでなく海外でも嫌われる傾向にあるので、臭い消しを入念に行いましょう。特に天井に付着したタバコのヤニ汚れを落とすだけで、臭いはかなり緩和されます。

このほか、トラック内で食事したとき気づかないうちに食べ物を落とし、これが悪臭を放つ原因になります。ジュースやコーヒーなども同様なので、汚れている場所はキレイにしておきましょう。

トラックの車内の臭いは、次に購入するユーザーから敬遠されるので、買取時にトラック車内に臭いがあると消臭費用が減額されます。

消臭方法はいくつかあります。ひとつは、新品のエアコンフィルターを用意して、フィルターに消臭剤を吹きかけます。そして新品に交換したらエアコンを外気導入にして稼働、しばらくの間車内の空気を入れ替えてみましょう。これだけで車内の臭いはかなり軽減されるはずです。

そして、車内をかたく絞った雑巾でくまなくふき取りします。雑巾に汚れが付着しなくなるまで、入念に拭き掃除するのがポイントです。

このように、ちょっとした手間をかけるだけでマイナス査定を避けられるので、トラックの担当者などに呼び掛けて、キレイにしてから査定しましょう。

4.新車時に用意されている取扱説明書も一緒に査定に出す

トラックは、架装によって使用方法が大きく異なります。例えばユニックならクレーンの取扱説明書、積載車なら積載方法の取扱説明書が必要です。

しかもトラックには、いすゞ、日野、三菱ふそう、UDといった国内大手トラックメーカーの取扱説明書だけでなく、トラックを架装した架装メーカーの取扱説明書が必要です。そこで、トラックメーカーと架装メーカーの最低2冊の取扱説明書も一緒に査定しましょう。

取扱説明書は、トラック本体の取扱説明書を用意できればある程度査定アップしますが、特殊車両のケースで取扱説明書を用意できないと査定ダウンする可能性も大いにあります。取扱説明書が車内に置いてなければ、事務所を確認して査定前に準備しておきましょう。

5.純正パーツに戻してから査定する

トラックは、担当して乗っていたドライバーの好みに架装されていることもあります。純正を外されて社外パーツが取り付けられていた場合、純正パーツに戻してから査定依頼しましょう。

またトラックは、新車で販売される前に、ユーザーからのオーダーでメーカー直系のショップでドレスアップしている個体もあります。その場合は納車前にドレスアップされているので、そのまま査定に出しても問題ありません。

社外パーツに変更されていた、純正パーツが見当たらない、以前の担当者が退社しているなど、その所在が分からない場合は、無理して純正パーツを用意する必要はありません。それは、わざわざ新品純正パーツを購入しても、その費用を査定で回収できないからです。

高額査定がつきやすいトラックの特徴

トラックの買取で、高額査定を引き出しやすいトラックがあります。すべてのトラックに当てはまることではありませんが、トラックを普通に使用していれば、多くのトラックが当てはまるはずです。

例えば車検が残っていたほうが有利に買い取られるほか、整備記録簿がきちんと揃っていると査定で高評価につながります。

1.個人所有のトラック

トラック専門買取店から人気が高いトラックは、個人所有のトラックです。個人所有のトラックは、法人使用と異なり、ドライバーが1人であることが普通です。

1人のドライバーが使い続けているトラックは、トラックの癖や痛みがほとんどなく、キレイな使い方がされていることが多いので、トラック専門買取店から高い人気を誇っています。

もちろん法人で使用されていたトラックでも、新車から担当者を決めて使用し続けてきたトラックの程度は良好であることも多く、人気を高める要因となっています。ただし、査定時に担当者が一人しかいないことを伝えなければ、高額査定に結び付かないので、しっかりと使用状況を伝えるようにしましょう。

2.車検が残っているトラック

トラックは、即戦力として使用したいユーザーがほとんどなので、購入後に整備や車検取得があると、なかなか購入に結び付きません。しかし車検が残っていれば名義変更すればすぐに使用できるので、車検の残っているトラックは人気です。

一般的にトラックは1年車検であり、車検満了のギリギリに売りに出すことがほとんどでしょう。しかし、トラックの査定は乗用車の車検残と捉え方が異なります。それは、車検費用が乗用車に比べて高額になるためです。

しかも、車検で様々な部品交換を行うことも多く、それらを回収するためにトラックに活躍してもらう必要があります。しかし売ってしまうのであれば、車検が少しでも残っていれば評価が高く、車検代を回収できる可能性があります。

例えば、大型トラックの場合、車検費用は20万円ほどかかりますが、それを月割りにすると約1万6700円です。4カ月車検を残すとすると車検費用は6万6800円分償却できていません。しかし、売却するとおつりが出るほど高額になる可能性があります。それだけトラック買取で車検の残りは重要視され、さらに人気もあるということです。

3.整備記録簿がありエンジンに不調がないトラック

トラックは、乗用車と異なり定期点検時期が短くなっています。中小型トラックは、6カ月ごとに22項目、12カ月ごとに83項目の点検が義務付けられていますし、大型トラックでは3カ月ごとに50項目、12カ月ごとに100項目の点検が義務付けられています（参考：国土交通省『点検整備の種類』）。

これらの点検整備が確実に行われてきたか、そして点検整備でどのような部品を交換されたのか知る事のできる書類が点検記録簿です。

そこで、この点検記録簿が新車時から売却時まで時系列ですべて揃っていると、トラック専門買取店で高評価となり高く買取されます。

また、エンジンやトランスミッションなどの走行装置が好調であれば、トラック買取で人気も高まり、たとえボロボロの架装だったとしても高値で買取されるでしょう。

4.修復歴がないトラック

トラックは荷物を載せて長距離走るので、修復しているトラックより、大きな修復をしたことのないトラックが人気です。

トラックも、走行中に事故に遭うことがあり、修復して使用している場合も少なくありません。特に、トラックは頑丈なラダーフレームと呼ばれるハシゴ状のフレームに、キャビンと呼ばれる運転席、そして荷台が組み合わされていますが、事故を起こすと頑丈なフレームが歪み、走行に支障を来すこともあります。

トラックは、重い荷物を載せて走行しますから、フレームを修正していると強度に不安があります。特に、荷台を載せている部分に大きなダメージがあると、荷物を載せた時に、最大積載量と同じ重さの荷物が載せられない可能性もあるでしょう。

というのも、一度でも事故によってフレームを損傷すると、鉄でできたフレームを修正できても、フレームへのダメージは新品と同じ強度に戻すことはできません。また、溶接など鉄に熱を加えていると、熟練の技術者でない限り、同じ強度を保たせることは不可能です。

このことから、フレーム修正を伴う、修復歴のある大きな事故を起こしたトラックは、買取でかなり不利になりますが、逆に修復歴がなければ高評価となり買取もスムーズでしょう。

5.普通免許で運転できるトラック

動くトラックなら、大型車や中型車だけでなく2トン車以下のトラックも人気があります。特に2
トン車以下のトラックは、国内で高い需要を維持したままで国内流通も盛ん
です。

街で見かける配送トラックのほとんどは2トン車以下のトラックで、普通免許証があれば運転できます（運転免許証の取得年によって、運転できるトラックの大きさは異なります）。しかもトラックなので架装は自由自在ですから、車体とパワートレーンに問題なければ、架装だけ業者に載せ替えてもらえば、新たなトラックとして生まれ変わることも可能です。

もちろん、2トン車以下も海外で高い人気なので、廃車にするなんてもったいないです。しかも海外に輸出するルートがいくつもあると、たとえエンジンやトランスミッションに問題を抱えていても、現地でそれぞれ修理できるので、高値買取の期待が高まるでしょう。

トラック買取でよくある質問

Q.ディーラーで下取りに出すのと買取に出すのとどっちが得ですか

A.ディーラーはトラックを新車で売って利益を出しているので、下取でトラックを他の業者に転売して利益を上げようとしていません。そのため、下取では最低ラインの金額しか提示できないので、買取のほうが有利でしょう。

Q.故障しているトラックは修理してから買取に出したほうが良いでしょうか

A.トラック修理は高額になる場合も少なくありません。買取では修理費用を捻出できるかわからないので、修理せずに買取に出したほうがお得です。

Q.デコトラ（アートトラック）も買取してもらえますか

A.デコトラは、一般的に買取は難しいでしょう。パーツを抜きにしたトラック本体の評価をして査定を出す業者がほとんどです。しかし、中にはデコトラの評価をしっかり行う業者もあるので、多くのトラック専門買取店に相談することです。

まとめ

トラックの買取は、トラック専門買取店で査定しなければ、高額査定を引き出すことは難しいでしょう。ただし、トラック専門買取店なら、どこでも同じ査定額を提示するわけではありません。

また年式が古く、走行距離が多いトラックでも買取する業者が多く見られますが、できるだけ海外販路が多い業者を探すのが高く売るポイントです。

トラックの買取では、走行距離や年式に振り回されることなく、高値で買取される事例が多いので、トラック買取で買取査定に不満があるなら、1店舗でも多くの買取店で査定するとよいでしょう。

→【利用者数450万人突破！】トラックの無料一括査定依頼はこちら！