ディフェンダーによるドリフト走行を同乗体験
秋の深まりが感じられた10月16日(土)、17日(日)の2日間、長野県白馬村にある「エイブル白馬五竜いいもりゲレンデ」でランドローバー ディフェンダーデイが開催された。このイベントの参加条件は、モデル・年式不問のランドローバーオーナーまたはランドローバーが好きな方だという。筆者は、ランドローバーオーナーではないが、ランドローバー好きとしてイベントに参加することができた。
今回のイベントに用意された試乗プログラムは4つ。5mの高さ、最大斜度43度の専用スロープをインストラクターの運転する助手席で体験する「ツインテラポッド(約5分/回)」、愛車のランドローバー車でゲレンデに設定された専用コースを走り、景観のいい場所では記念撮影もできる「ゲレンデドライブ(約20分/回)」、モーグル形状に配置されたミニテラポッドとバンクを自分で運転して体験する「ミニテラポッド(約15分/回)」、プロドライバーが専用のオフロードコースでディフェンダーをドリフトさせるなどアクロバテック走行を同乗して体験する「オフロードタクシー」である。
試乗プログラムのすべてを体験することができたが、参加者にとってそのどれもが非日常的なもの、かつとても刺激的なコンテンツであり、そしてディフェンダーのオフロード性能の高さを確認する絶好の機会だったことだろう。駐車場には、先代ディフェンダーも多く見られ、それを見ているだけでもとても楽しい。
さらに新型も含めたくさんのランドローバー車を見るだけでもとても充実した時間を過ごすことができたのだ。イベントの雰囲気もとても良かった。用意されたスペースで前日からキャンプを楽しんだファミリーやカップル、そしてオーナー同士の愛車自慢や交流もいたるところで見られた。
また会場内には、ランドローバーコレクションやアクセサリーの展示販売、APARTAN仕様やOVERLAND仕様のディフェンダーの展示、シューズやキッチンウエア、キャンプグッズやテントに加え、オリジナルディフェンダーペーパークラフトコーナーや白馬の特産品販売コーナーなどランドローバーファンが1日中楽しめるイベントだった。
コロナ禍で減っていたが久し振りにアウトドアイベントに参加して、やはりこうした機会は必要だと改めて感じた。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:井上雅行)