2021年もコロナ禍の影響を受けたものの、さまざまなニューモデルが登場した。そこで年末年始特別企画として、Webモーターマガジンの連載企画「写真蔵」で紹介した人気ニューモデル トップ10をカウントダウンで紹介しよう。第8位は、日産 GT-R NISMO(ニスモ)の2022年モデルだ。(2021年1月1日〜2021年12月20日のPVを集計)

第8位:日産 GT-R NISMO(2022年モデル:2021年4月14日発表)

レースからフィードバックされたノウハウを注入して創り上げられ、「究極のGT-R」と称されるGT-R ニスモ。2022年モデルの内外装は公開されたが、外寸やパワースペックなどは発表されていない。撮影車両は、2022年モデルの特別仕様車「Special edition(スペシャルエディション)」で、ボディカラーはニスモ専用新色の「ニスモ ステルスグレー」だ。

スペシャルエディションでは、ニスモ専用のカーボン製エンジンフード(NACAダクト付き)にクリア塗装を施している。さらにレイズ製の20インチ専用アルミ鍛造ホイールにはレッドリム加飾が施された。ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどには、高精度重量バランスエンジン部品を採用し、手組みの証として完成したエンジンに貼り付けられる「匠」のネームプレートも専用カラーとしている。

2022年モデルではパワーアップされるのではと思われていたV6ツインターボのパワーユニットは、従来型の2020年モデルから変わりはなかった。車両価格も、ノーマルのGT-R ニスモは2020年モデルから据え置かれている。

なお、GT-R ニスモは先行公開からの約3カ月間での予約注文の台数が300台以上に達し、予定していた販売台数を超えたため、オーダー受付は終了した。ちなみに、特別仕様車のスペシャルエディションが予約注文の99%を占めている。ボディカラーでは、GT-R ニスモ専用となる新色の「ニスモ ステルスグレー」を、約半数の予約受注者が選択しているという。

■日産 GT-R NISMO スペシャルエディション 主要諸元

●全長×全幅×全高:4690×1895×1370mm
●ホイールベース:2780mm
●車両重量:1720kg
●エンジン種類:V6 DOHCツインターボ
●排気量:3799cc
●最高出力:441kW(600ps)/6800rpm
●最大トルク:652Nm(66.5kgm)/3600-5600rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:フロント縦置きトランスアクスル4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・74L
●タイヤ:前255/40ZRF20、後285/35ZRF20
●車両価格(税込):2464万円

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