2022年のF1はどうなるのだろうか。今回はそのスケジュールをみてみよう。2022年のF1は、カタールでサッカーのFIFAワールドカップが行われるため、その日程を避けてスケジュールが組まれ、2連戦が7回、3連戦が2回という過密なのものとなっているが、これがタイトル争いにどんな影響を与えるのだろうか。

8カ月で23戦、今年2021年以上の超過密スケジュール

2020年、2021年と新型コロナ感染拡大の影響で多くのグランプリが中止または延期になるなど変則的な開催となったが、来年2022年はどうなるだろうか。まずは12月27日現在のスケジュールを確認しておこう。

2022年F1世界選手権カレンダー(2021年12月27日現在)

第1戦:3月20日/バーレーンGP(サクヒール)
第2戦:3月27日/サウジアラビアGP(ジェッダ)
第3戦:4月10日/オーストラリアGP(メルボルン)
第4戦:4月24日/エミリア・ロマーニャGP(イモラ)
第5戦:5月8日/マイアミGP(マイアミ)
第6戦:5月22日/スペインGP(バルセロナ)
第7戦:5月29日/モナコGP(モナコ)
第8戦:6月12日/アゼルバイジャンGP(バクー)
第9戦:6月19日/カナダGP(モントリオール)
第10戦:7月3日/イギリスGP(シルバーストン)
第11戦:7月10日/オーストリアGP(シュピールベルク)
第12戦:7月24日/フランスGP(ポールリカール)
第13戦:7月31日/ハンガリーGP(ブタペスト)
第14戦:8月28日/ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
第15戦:9月4日/オランダGP(ザントフォールト)
第16戦:9月11日/イタリアGP(モンツァ)
第17戦:9月25日/ロシアGP(ソチ)
第18戦:10月2日/シンガポールGP(シンガポール)
第19戦:10月9日/日本GP(鈴鹿)
第20戦:10月23日/アメリカGP(テキサス)
第21戦:10月30日/メキシコGP(メキシコシティ)
第22戦:11月13日/ブラジルGP(インテルラゴス)
第23戦:11月20日/アブダビGP(アブダビ)

画像: 2022年、初開催となるマイアミGPのコース図。

2022年、初開催となるマイアミGPのコース図。

2022年のF1は全23戦。3月18日〜20日のバーレーンGPでシーズン開幕、11月18日〜20日の最終戦アブダビGPまで、8カ月で23戦が組み込まれている。

新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされてきた日本GP、オーストラリアGP、カナダGP、シンガポールGPの久々開催に注目が集まる一方で、今年開催されたトルコGPとポルトガルGPはスケジュールから消えている。

また、4月24日の開催が予定されていた中国GPはイモラでのエミリア・ロマーニャGPに変更、中国GPは3年連続で開催されないことになった。

初開催となるのは第5戦マイアミGP。アメリカGPは第20戦にオースティンでのレースが組まれているので、アメリカで2戦行われることになる。

そんな中で気になるのは、3月のバーレーンGPから11月の最終戦アブダビGPまで、8カ月で23戦が組み込まれる、2021年以上の超過密スケジュールとなること。パンデミックの影響はまだ予断を許さない状況で、スケジュールの変更の可能性もありそうだ。

また、2021年シーズンに導入されたスプリント予選フォーマットが拡大されて実施されることも決まっており、これが選手権にどう影響するのかも気になるところだ。

画像: 第22戦ブラジルGPが行われるインテルラゴスサーキット。ふたつのラゴス(=湖)の間にあるのがわかる。

第22戦ブラジルGPが行われるインテルラゴスサーキット。ふたつのラゴス(=湖)の間にあるのがわかる。

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