何らかの理由でクルマが不要になった場合、買取に出すことを検討する方が多いと思います。この場合、スムーズな売却、または少しでも高く売却することを望むなら、買取店選びが重要です。具体的には、クルマの状態に応じて買取店を使い分けることになります。

では、買取店はどのように使い分ければ良いのでしょうか?また、安心して買取に出せるお店を知りたい方も多いと思います。

そこでこの記事では、買取店の適切な選び方や不要車の売却におすすめの買取店を紹介します。ニーズに合わせてぴったりのお店が選べるように、ここでしっかりと学んでおきましょう。

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不要車を売る場合の買取店の選び方

まずは、不要車を売る場合の買取店の選び方について整理していきましょう。具体的には以下を頭に入れておくと良いかと思います。

  • スムーズに売りたい、高く売りたい・・・クルマの状態に合わせて買取店を使い分ける
  • 安心して売りたい・・・JPUC認定店を選ぶ

1.クルマの状態に合わせて買取店を使い分ける

スムーズに買い手を見つけたい場合、少しでも高く売りたい場合、どちらの場合でもクルマに合わせて買取店を使い分けることが重要になります。

買取店は大きく「一般中古車買取店」と「廃車買取店」に分かれると考えていただいてOKです。

一般中古車買取店は廃車買取店と比べると高額査定を引き出しやすいですが、クルマが国内で再販できるぐらいの状態でないと取り扱ってもらえないデメリットがあります。逆に廃車買取店は査定額は伸びにくいものの、どんな状態のクルマでも引き取ってもらえる確実性がメリットです。

この両者を適切に使い分けることが、スムーズな売却、少しでも高い売却につながります。

では、どのように使い分ければ良いのか、以下から詳しく見ていきましょう。

A.走行に問題ない場合は一般中古車買取店へ

まず、走行に問題ない場合は一般中古車買取店で査定をとることをおすすめします。この場合は一般中古車店で取り扱ってもらえる可能性が高く、廃車買取店に売却するよりも高額査定を引き出しやすいためです。ちなみに、エアコンやオーディオなど修理費が高額になる不具合を抱えていても、走行に関係ない部分であれば買取してもらえることは多いです。また、修理費が安く済む不具合を抱えている場合も同様です。

ただし、走行が問題なくできる場合も、10万キロを超える過走行車や10年を超えた低年式車は、一般買取店では買取されない場合もありますので(人気車種は除く)、判断が難しいところです。もともと買取額に期待しておらず、買取店を何件も回るのが手間に感じる方は、この場合は初めから廃車買取店でも良いでしょう。

逆に、少しでも高く売りたいという強い希望があり、何件か回る覚悟がある方は一般買取店から当たるべきと言えます。

街でよく見かける、カーセブンアップルラビットオートバックスなど、全て一般中古車買取店の部類に入ります。この辺りは一括査定サービスにも参画している場合がほとんどなので、カーセンサーなど大手一括査定サービスを使うと、無料出張査定で簡単に複数社の査定を受けられるのでおすすめです。

B.走行不可や不具合が目立つ場合は廃車買取店へ

走行ができない状態、またはエンジンやトランスミッション、事故でフレームまで損傷が至っている場合など、いわゆる「訳あり車」の場合は、一般買取店での取り扱いが厳しいため、廃車買取店への売却がおすすめです。

クルマはどんな状態になっても資源的な意味で価値がゼロになることは少なく、「買取されない」ということは稀です。廃車買取店はクルマからの資源回収などをビジネスモデルとしている買取店になるので、クルマに大きな不具合があったとしても、買い取ってもらえる可能性は高いでしょう。

また、大手の廃車買取店のほとんどは廃車手続き代行を無料で行っているので、クルマを処分する手段としてもおすすめです。仮に買取ができないような状態のクルマだったとしても、上記の無料廃車手続き代行込みで、0円でクルマを引き取ってもらえる場合もあります。

CMでお馴染みの「カーネクスト」、上場企業運営の「ナビクル廃車買取」などが有名どころかと思います。

2.安心して買取に出したい場合は「JPUC認定店」を選ぶ

大手クルマ買取店の不正が発覚し、クルマ買取店に対して漠然と不信感を覚えている人もいるかと思いますが、安心してクルマを売りたい場合「JPUC認定店」かどうかということがひとつ指標になります。

JPUCは中古車買取業界の健全な発展を目指す団体であり、大手から個人店まで様々なクルマ買取店が加盟しています。このJPUCの厳しい審査基準をクリアした買取店にのみ与えられるのが「認定店」の称号で、ただの加盟とは一線を画す存在です。

難しい話は省きますが、不正をしていればまず認定店にはなれませんし、2年ごとの更新制なので、決して形骸化するような制度ではありません。

欠点としては、認定店の数自体がそれほど多くないことです。しかしながら、安心感を得るには一定の指標になるかと思いますので、覚えておいて損はないでしょう。全国展開の認定店で言えばカーセブンあたりが有名かと思います。

JPUC認定店は以下のページから確認できます。お近くに認定店がある場合は査定先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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不要車売却におすすめの買取店5選!

ここからは、上記で紹介した買取店の選び方に即して、一般買取店と廃車買取店の両方を交え、おすすめ買取店を紹介します。ご自身のクルマの状態に合わせ、使い分けていただければと思います。

  • カーセンサー
  • ナビクル
  • ユーカーパック
  • 廃車王
  • 廃車本舗

【おすすめ1】カーセンサー

画像: 画像引用:カーセンサー kaitori.carsensor.net

画像引用:カーセンサー

kaitori.carsensor.net

不要車とはいえ走行可能な状態で、少しでも高く売りたい場合はカーセンサーの利用がおすすめです。

カーセンサーは国内大手一括査定サービスで、お近くの複数の買取店に無料出張査定の依頼が出せます。自分で買取店を回る必要がないため、簡単に査定額の比較ができて非常に便利です。

査定依頼を出す買取店も自分で絞り込めるので、ある程度営業電話の数をコントロールできるのも魅力でしょう。

冒頭で解説したように、走行不能だったり、相当なボロボロでない限り、まずは一般の中古車買取店で査定を取るのがいいので、カーセンサーの無料一括査定から始めてみてはいかがでしょうか。

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【おすすめ2】楽天Car車買取

画像: 画像引用:楽天Car車買取 sell.car.rakuten.co.jp

画像引用:楽天Car車買取

sell.car.rakuten.co.jp

続いてはオークション型一括査定の楽天Car車買取です。

従来型一括査定との違いは、お住まいの地域だけでなく全国の買取店から入札を受けられる(個人間オークションでないので安心です)ことや、買取店からのアポ電話がない点です。従来型一括査定のデメリットを消した一括査定となっています。

楽天Car車買取の場合、クルマに詳しくなかったり、クルマを売るのが始めての方でも安心して利用できるよう、出品から売却完了の手続きまで一貫して楽天スタッフのサポートが受けられます。また、最低希望落札価格に届かない場合は、強制的に落札になることもありません。

競りの様子はweb上で見ることが可能で、入札価格がどんどん競り上がっていくのがリアルタイムで楽しめると好評です。条件に応じて最大6,000ポイントの楽天ポイントがもらえる点もお得です。

従来型一括査定とは違った魅力があるサービスですので、こちらも売却先を探している方におすすめのサービスとなります。

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【おすすめ3】カーネクスト

画像: 画像引用:カーネクスト carnext-haishakaitori.jp

画像引用:カーネクスト

carnext-haishakaitori.jp

続いては「どんなクルマでも買取」を強みとしているカーネクストです。

カーネクストは廃車買取店に分類され、20年以上落ちの低年式車、過走行車、事故車、故障車など様々なクルマを取り扱っています。「一般買取店では扱ってくれるか心配」という場合におすすめです。

査定方法も出張査定などを挟まず、電話でのヒアリングから査定額を算出するスタイルなので、そもそも査定額には期待しておらず、むしろ面倒なことを挟まずにクルマを売りたい方にはマッチする買取方式かと思います。

全国対応で、幅広い方におすすめできる買取店です。訳あり車の売却に迷っている場合は、カーネクストを利用してみてはいかがでしょうか。

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【おすすめ4】ナビクル廃車買取

画像: 画像引用:ナビクル haishakaitoru.com

画像引用:ナビクル

haishakaitoru.com

続いて紹介するのは、ナビクル廃車買取です。ナビクルは一括査定でもお馴染みですが、こちらは廃車買取の専門部門となります。

運営の株式会社エイチームライフデザインは上場企業であり、クリーンな体制で運営されていると考えられますので、安心して査定に出せる廃車買取店を探しているという方におすすめです。

廃車買取店なので、基本的にはどのようなクルマも買取対象としており、全て無料の廃車手続き代行費用込みです。

全国対応、訳あり車の処分にお困りだった方はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。

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【おすすめ5】カーセブン

画像: 画像引用:カーセブン www.carseven.co.jp

画像引用:カーセブン

www.carseven.co.jp

カーセブンはJPUC認定の一般中古車買取店です。全国展開しているJPUC認定店はとても数が少ないため、カーセブンは貴重な存在と言えるでしょう。※ JPUC認定店がどれだけ安心できるかは冒頭の章で説明した通りです。

実際に、「契約後の減額は一切なし」「キャンセルは7日間可能」「契約後もキャンセル料はかからない」などトラブルになりやすい項目についてはユーザー有利の約束を掲げています。

安心して売却できる買取店をお探しの方におすすめできる買取店ですので、査定先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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不要車の処分は買取店に任せたほうがお得な理由

不要車ということは、いずれ処分対象となるクルマかと思いますが、クルマの処分は買取店に任せた方がお得です。

ひと昔前までは、クルマの処分は自分で行うか、数万円のお金を払ってカーショップ等に任せる選択肢しかメジャーではありませんでした。しかし、廃車買取サービスが広まったことで、無料でクルマを処分できるようになりました。むしろ数万円の現金が返ってくる場合もあるほどです。

廃車手続きはそれほど難しくはないため自分で行うこともできますが、クルマの解体依頼を先に行ったり書類記入、また平日日中に陸運支局に行く必要があるなど、何かと面倒なものです。

これらを無料で代行してくれる廃車買取店は非常に心強い存在と言えるでしょう。

有料級サービスを無料で代行してくれる」ということを考えると、クルマの処分は買取店に任せた方がお得と考えられるかと思います。

不要車を少しでも高く売るためのコツ4つ

不要車を少しでも高く売りたいと思っている場合は、やはり工夫が必要です。といっても、簡単な工夫で済むことが多いので、よほど面倒くさがりでなければ実践してから査定に臨むことをおすすめします。

以下頭に入れておくと、適正な査定額を引き出しやすいのでおすすめです。

  • 複数の買取店の査定をとる
  • クルマをキレイにしてから査定に臨む
  • 査定まで整備記録簿を探しておく
  • 純正パーツも一緒に査定に出す(カスタムしている場合)

1.複数の買取店の査定を取る

クルマを一般中古車買取店に出すにせよ、廃車買取店に出すにせよ、いずれも複数の買取店で査定をとることが望ましいです。

そもそもクルマの査定額は店ごとにより開きがあることが一般的で、時には数十万円も変わってくることもあります。よって、少しでも高く売るには複数店舗で査定を取ってから、最も納得いく価格を出してくれたお店に売るのがセオリーです。

これはどのクルマにも当てはまることであり、例外は基本的にはありません。

自分で買取店を回っても良いですし、一括査定などを利用して出張査定に来てもらうと非常に楽です。こうしたサービスを上手に使い、複数社の査定額を見比べてから売却先を決めるようにしましょう。

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2.クルマをキレイにしてから査定に臨む

不要車は持ち主もすでに処分を決めていることから、キレイに掃除されていないことも多く見られます。しかし、不要車も磨けば査定額がアップする可能性があることや、汚れの度合いによっては査定で大きくマイナスされるので、キレイにしてから査定します。

一括査定に申し込むと、多くの買取業者の査定を受けることになりますが、買取業者から派遣される査定士は、内外装のキズや不具合だけでなく、汚れの度合いについても厳しく評価します。

特に内装の臭いは、査定で大きなマイナスになるので、車内清掃を入念に行い、消臭も徹底的に行うことがポイントです。

最近では、車内でタバコを吸う人も少なくなったようですが、もしタバコを吸っていたら天井やドアトリムに付着したタバコのヤニはキレイに拭き取り、たばこのにおい消しを市販品で行います。そして、エアコンフィルターも安く購入できるので、新品に交換して査定に臨むと良いでしょう。

また、汚れや臭いで多いのが、ペットの抜け毛や動物臭のマイナス査定です。ペット臭は、タバコ臭と同じくおよそ4万円のマイナス査定になるほか、抜け毛があるとさらに4万円のマイナス査定をされます。つまり、ペット同乗のクルマで清掃が不十分だと8万円もマイナスされるので注意したい点です。

3.査定まで整備記録簿を探しておく

整備記録簿は、査定士がクルマの状態を把握するための重要な資料です。この資料がないと、クルマの状態を正確に把握できないことから、守りに入る査定士の場合は査定額をダウンすることもあります。

逆に整備記録簿があれば、不用意なマイナス査定は防げるので、必ず用意しておくようにしましょう。

4.純正パーツも一緒に査定に出す(カスタムしている場合)

程度はどうであれ、クルマをカスタムして楽しんでいた方もいるかと思います。この場合、純正パーツが残っている場合は必ず一緒に査定に出すようにしてください。

市場で好まれるのはフルノーマルのクルマです。カスタムはマイナス査定の対象となってしまうことが多いので、純正パーツを揃えて査定に臨むのは意外と重要です。

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不要車を買取に出す際の注意点

不要車を買取に出す場合、不要車だからこそ注意する点がいくつかあります。特に不要だからと雑に扱う方も見られ、本来の査定額より損していることもあります。

また、不要車を廃車にする場合、手続きがあまり知られていないので、本来返ってくるお金を業者に取られている場合も少なくありません。

1.不要車だからといって雑に扱わない

不要車は、オーナーがいらないと感じているクルマなので、思い入れがなくなり雑に扱う方も少なくありません。しかし、雑に扱うと問題ない部品を壊してしまう恐れもあり、買取査定で大きく損をします。

オーナーにとって、「不要車=廃車」と考えている場合も多いでしょう。確かに廃車は最終的にスクラップになるので間違いではありません。しかし、クルマは多くのパーツが集まっており、キレイに分解すれば、中古パーツとして再販が可能です。

中古パーツは、新品パーツより格安で購入でき、修理費用が抑えられることから国内でも人気あるパーツです。このほか、海外の日本車ユーザーも中古パーツを探しているので、不要車は廃車買取業者にとって重要な商品であり、できるだけキレイな使える部品があるクルマを高く買い取ろうとしています。

このことから、不要車は廃車だからと雑に扱うことなく、できるだけキレイに、そして丁寧に扱い、買取業者に引き渡しましょう。

2.廃車にするなら還付金の扱いを必ず聞いておく

不要車を廃車にする場合、廃車買取業者に無料で引き取ってもらえたことに満足してはいけません。クルマには、多くの税金が課税されているので、廃車にすると廃車時期に合わせて還付されます。

この税金の還付には、毎年支払う自動車税が有名です。自動車税は、毎年4月1日時点の使用者に対して課税され、翌年の3月31日まで前払いしています。廃車が決まり、廃車手続きすれば、3月を除き月割りで自動車税が還付されます。

このほか、車検が残っていれば、重量税や自賠責保険も戻ってきますから、廃車買取業者と契約する前に還付金についてよく確認しましょう。

交付される自動車重量税還付申請書付表1の内容を確認

不要車の廃車を決めて、解体届け出や永久抹消登録の時に、車検残が1カ月以上残っていると自動車重量税の還付を受けられます。自動車重量税の還付申請をすると、自動車重量税還付申請書付表1という書類が交付されます。

そこには、提出した日時、廃車にするクルマの自動車ナンバー、車体番号、還付を受けようとする金額、申請者住所氏名、そして振込先が記載されています。

そして、この自動車重量税還付申請書付表1は、車検が1年以上残っていれば必ず交付されるので、買取業者から書類を見せてもらい内容に相違がないか確認します。特に住所氏名欄と振込先には注意しましょう。

このほか、下の欄に納めた自動車重量税額と還付しようとする金額の計算方法が記載されています。ここの欄も、納付された自動車重量税額、車検の有効期限、確定日に間違いがないか確認します。

廃車では、重量税の還付金を業者が手に入れていることが少なくなく、一般ユーザーに知らされていないことも多くあります。この書類を確認することで、廃車をお願いした日時と、実際に廃車になった日、そして還付される金額や振込先など全て確認できるので、必ずこの書類の確認をおすすめします。

3.廃車が完了しているか確認する

不要車の廃車をお願いした場合、確実に廃車されたのか確認します。廃車買取業者では、クルマを引き取った後に書類作成して廃車手続きしますが、稀に繁忙期になると手続きが後回しになってしまう場合もあります。

廃車届がなされないと、クルマがなくても書類上はいつまでたっても使用者のままです。これでは、税事務所から税金の還付を適正に受けられないばかりか、時期によっては自動車税の課税が発生します。

特に3月は、自動車登録事務所が繁忙期になるので、手続きが遅れがちになります。また、3月は自動車税が課税される4月の前の月なので、手違いで3月末までに手続きが完了しないと自動車税納付書が自宅に届いてしまいます。

このようなトラブルを避けるためにも、廃車買取業者に廃車依頼したなら、確実に廃車になる日と、廃車になったことを連絡してもらうようにしましょう。

4.ローンが残っているならローン会社や買取店に相談

不要車には、ローンが残っている場合もあるでしょう。ローンの残債があると処分できない場合もあるので、廃車買取業者に相談するとともに、使用しているローン会社に連絡します。

カーローンを組んでいて不要車を処分できない場合は、ディーラーや中古車販売店などの自動車販売店でローンを組んでいる場合です。その場合、車検証の所有者名義がローン会社や販売店になっています。

また、ローンを完済していても所有者を変更する所有権解除をローン会社に申し出ていないと廃車処分できません。ローンが残っている場合や、ローンでクルマを購入していた場合の不要車は、車検証を確認し、所有者名義が誰になっているか確認して、自分以外の名義の場合は買取業者に相談しましょう。

不要車買取でよくある質問

Q.不要車のリサイクル券が見当たりません。再発行にお金はかかりますか。

A.リサイクル券が必要な場合、「自動車リサイクル料金の預託状況」をプリントアウトした書面がリサイクル券の代わりになります。預託状況は、自動車リサイクルシステムのリサイクル料金検索からプリントアウト可能です。

Q.不要車の所有者が亡くなっていますが、どんな書類を用意すれば良いでしょうか。

A.通常の書類として車検証、実印、印鑑証明、自賠責、自動車税の納税証明、譲渡証明書、委任状が必要ですが、これに加えて遺産分割協議書が必要です。ただし、不要車が100万円以下の場合、簡略化された遺産分割協議成立申立書で問題ありません。詳細は買取店に相談することをおすすめします。

まとめ

不要車を買取に出す場合、最初は一括査定を検討しましょう。廃車買取は最終手段で問題ありません。どんなクルマでも走行できる状態なら、不要車といっても、中古車市場で販売できる可能性があるからです。

そして、できるだけ多くの買取業者に査定することもポイントで、一括査定のほかに、旧車なら旧車買取、輸入車なら輸入車専門買取など、数多く問い合わせしてみることです。

それでも買取価格が付かない不要車なら、そこで初めて廃車買取に相談します。不要車は、中古車買取業者のほかに、廃車買取業者も利用できます。多くの形態の買取業者に依頼できることを理解すれば、不要車を高値で売却できる可能性が高まるでしょう。

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