NEXCO中日本は、新東名高速道路(以下、新東名)浜松サービスエリア(SA)<下り>において進めてきた駐車場の増設工事が、2022年1月31日に完成すると発表した。

小型車エリアの駐車方法を変更して安全性と快適性を向上

画像: 新東名高速 浜松SA(下り)と周辺道路の位置関係。

新東名高速 浜松SA(下り)と周辺道路の位置関係。

浜松SA(下り)は、新東名の浜松浜北インターチェンジ(IC)と浜松いなさジャンクション(JCT)との間にあるサービスエリアで、「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」とも呼ばれている。

浜松SA(下り)の大型車駐車マスは、夜間の時間帯を中心に、駐車可能台数を上回る車両が滞在し、通路に大型車が駐停車するなど混雑していた。そこで今回の工事では、これまで臨時駐車場として利用していたエリアを通常の駐車場に変更するとともに緑地帯を駐車マスに変更、大型車駐車可能台数を約1.6倍(94台→148台)に増やしている。

画像: 浜松SA(下り)駐車マスの全体図。

浜松SA(下り)駐車マスの全体図。

また、小型車用駐車マスは前進駐車としていたが、「バックでの駐車の方が停めやすい」といったドライバーの声を反映し、駐車方法を変更するとともに緑地帯を駐車マスに変更し、小型車の駐車可能台数を約1.8倍(90台→162台)に増やしている。

さらに変更前は、列ごとに交互に進行方向を変え、周回できるレイアウトとなっていたが、「進行方向を誤って逆走してしまう」といった意見を踏まえ、4列のうち3列を進行方向を同一とし、残り1列をUターン可能なレイアウトに変更した。

それまでは、前進駐車してバックで発進するときに後続の車両との事故が多く発生していた。だがバックで駐車するのは前進駐車より少し時間がかかるものの、発進するときは素早く出られるので、安全性や快適性が向上される。

画像: 小型車エリアは駐車方法を変更して、安全性と快適性を向上した。

小型車エリアは駐車方法を変更して、安全性と快適性を向上した。

そのほかにも、二輪車マスの増設(6台→15台)やダブル連結トラック優先駐車マスも設けられた。(タイトル写真)

SAなどの休憩施設の駐車マスは、駐車できる車種が決められている。また、路肩や休憩施設の加減速車線は駐停車禁止だ。マナーを守って、ハイウエイ ドライブを楽しみたいものだ。(写真と図版:NEXCO中日本)

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