パワフルに耕うん、畝立てもこなすマルチ機能の1台「ラッキーマルチ FU700」
今回登場した新型耕うん機「ラッキーマルチ FU700」は、排気量196cc、最高出力5psのパワフルなエンジンと直径400mmの大径タイヤを搭載した、力強さを特徴とするリアロータリー式小型耕うん機。機体後方の移動用車輪(尾輪)とリアシールドを使用することで、アタッチメントを装着せずに畝立てや整地を可能としている。
また、4段階のハンドル高調整、作業中にクラッチレバーを離すことでロータリーを停止させるデッドマンクラッチ機構を採用するなど、ホンダの小型耕うん機らしい使い勝手の良さも実現した。
ラッキーマルチFU700には「JRタイプ」と「JRMタイプ」の2種類のタイプを設定。「JRタイプ」は耕うん速度を2段階で選択可能とし、「JRMタイプ」は爪の配列を変更することで土揚げや中耕・培土などの多様な作業に対応する。
比較的広い家庭菜園でも、力強い耕うん性能が期待できるモデルと言えるだろう。価格(消費税込み)は、JRタイプが24万3100円、JRMタイプが26万4000円。
ワンプッシュで簡単スタート、楽々感がさらにアップ「サ・ラ・ダ FF500」
一部改良された小型耕うん機「サ・ラ・ダ FF500」は、耕うん性能と簡単操作、楽々作業で人気のフロントロータリー式小型耕うん機で、今回セルフスターターとオートチョークシステムを採用した排気量145ccの小型軽量エンジン「GCV145」を新たに搭載することで、ワンプッシュでの簡単なエンジン始動を可能とした。
このエンジンは自己充電機能と自己放電制御機能を搭載したリチウムイオンバッテリーシステムを搭載。エンジン稼働時の自己充電、市販のUSBケーブルを使用した外部充電が可能となっている。
「サ・ラ・ダ FF500」は2004年の発売以来、その扱いやすさや安全設計で気軽に家庭菜園を楽しむユーザーを中心に好評を得ているが、今回の改良でさらに人気が高まりそうだ。
価格(消費税込み)は標準仕様のK2 JREタイプが25万7400円、アタッチメント対応のヒッチを装備するK2 JREHタイプが27万1700円。