ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は、横浜横須賀道路・横須賀PA(下り)のテイクアウトできるグルメを紹介しよう。

横須賀PA(下り)ならではの「クジラ」のおみやげ

もうひとつの、横須賀PA(下り)ならではのグルメとして挙げられるのは「鯨の料理」。「なぜ、横須賀で鯨?」と疑問に思う方もいるでしょう。その理由は、横須賀PA(下り)の運営に携わっている東京湾フェリーグループ。そして、このグループが千葉・金谷と神奈川・久里浜を結ぶフェリーを運航しています。つまり、千葉で水揚げされる鯨肉をフェリーで運んでいたのです。

鯨は千葉・南房総の千倉港をはじめとして北海道や宮城などで水揚げされるものの、調査捕鯨で捕獲できる量を決められているので、鯨肉を目にする機会は少ないそうです。でも、横須賀PA(下り)は、千倉港からまさに直送で鯨肉を手に入れることができるというわけです。

そうして入荷した鯨肉は、前回紹介した「鯨ステーキ丼」のように、主にフードコートのメニューとして提供されていますが、それだけでなく、テイクアウト用の商品も用意されています。中でも人気なのが「鯨ハム」(540円)。こちらは、千葉の勝浦で作られたもの。

画像: 千葉からフェリーで運んでくる鯨肉の製品。おみやげに人気の「鯨ハム」(540円)は辛子マヨネーズ(自前)とよく合う。

千葉からフェリーで運んでくる鯨肉の製品。おみやげに人気の「鯨ハム」(540円)は辛子マヨネーズ(自前)とよく合う。

鯨肉を216時間もかけて熟成したハムは、日持ちもする商品です。そのまま丸かじりしても良し、辛子マヨネーズと一緒にいただくのも良し。ちょっと強めの歯ごたえから「これぞ鯨の肉!」という食べ応えと、濃厚な味を楽しむことができます。懐かしいだけでなく、ちょっとクセになる独特の味わい。お酒のおつまみにも最適! まさに珍味ですね。

ドライブの楽しみは、ちょっとした非日常を味わえること。ご当地グルメや珍味は欠かせないものではないでしょうか。(文と写真:鈴木ケンイチ)

■横浜横須賀道路・横須賀PA(下り)

●営業時間
・ショッピングコーナー 7:00~19:00
・外売店 7:00~19:00
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。

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